文化 MANGA NEWS 学芸員と地域おこし協力隊が湯前まんが美術館の旬な情報をお届け

■NEWS1明治・大正・昭和に活躍した漫画家をピックアップ巡回展「これが漫画!展」
5月24日より、本館と3館※の公立博物館・美術館が共同で企画した巡回展『これが漫画!展日本の漫画を創った時代~楽天・隆一・良輔~』を開催します。明治以降の日本の漫画文化の歴史と変化を、漫画家たちの「集まり」という観点で紹介する、初の展示です。
本展では主に3人の漫画家の活躍を取り上げます。
(1)明治~昭和にかけて活躍した、風刺漫画雑誌『東京パック』の創刊者・北沢楽天
(2)昭和の大人気シリーズ『フクちゃん』の作者であり、「漫画集団」の設立者・横山隆一
(3)本町出身で、戦後の風刺漫画文化の発展に大きく貢献した那須良輔
激動の時代を生きた3人がどのように漫画家として活躍したのか、各館が収蔵する貴重な資料とともに紹介します。どうぞお楽しみに!
※合志マンガミュージアム(合志市)、横山隆一記念まんが館(高知県高知市)、勝央美術文学館(岡山県勝田郡勝央町)

▽湯前町まんが美術館
会期:5月24日(土)~7月6日(日)
観覧料:大人300円、中学生以下100円、未就学児無料
※湯前町民は無料

▽合志マンガミュージアム
会期:8月1日(金)~28日(木)

▽横山隆一記念まんが館
会期:9月20日(土)~11月3日(月)

▽勝央(しょうおう)美術文学館
会期:11月14日(金)~30日(日)

■Pickup広報湯前良輔アーカイブ展
那須先生の魅力あふれる作品をピックアップ!

▽那須先生のことば
自民党内の限りなき内紛は国民の目に、ようやく保守党は「白いひつぎ」をかつぎ出した、という印象をあたえだした。病人の鳩山、重光、老人の三木、大野、大麻、黒い衣の一団は日本政治の坂道をよろめきながらおりてくる。どこかでからすの群が不吉なざわめきの声を立てているようだ。きこえたか、あの声―
那須良輔『吉田から岸へ』(毎日新聞社,1959年,P74)

■NEWS2好評開催中 レヱル・ロマネスク展@湯前まんが美術館
3月20日に、湯前まんが美術館特別展示室で開幕した「レヱル・ロマネスク展@湯前まんが美術館」。開幕日には会場でオープニングセレモニーが執り行われ、会場に詰めかけたファンやゲストの皆さんに向けて、長谷和人町長が歓迎のあいさつをしました。セレモニー終了後は「レヱル・ロマネスク」の原作者・シナリオライターである進行豹(しんこうひょう)先生のギャラリートークが開かれました。
3月22・23日にかけては、鉄道模型(Nゲージ)の無料運転体験会を開催。町内からもたくさんの子どもたちが集まり、本物そっくりの鉄道模型が線路を走る様子を、目を輝かせて見守っていました。23日には「湯前まんが美術館さくらまつり」を開催。湯前町商工会青年部や町内外の事業者の協力による飲食物販売と、本展を主催する(一社)青井の杜外苑街づくり協会と本館による、さまざまなものづくり体験ブースが設置され、多くの人でにぎわいました。
残すところ1カ月あまりの会期の中でも「レヱル・ロマネスク展」ならではのイベントを開催します!最新の情報は、湯前まんが美術館ホームページやSNSをご覧ください。

▽レヱル・ロマネスク展@湯前まんが美術館
場所:湯前まんが美術館
会期:5月6日(火)まで
観覧料:大人300円、中学生以下100円、未就学児無料
※湯前町民は無料

▽グッズ販売情報
※グッズはいずれも会場限定・数量限定での販売となります。品切れ・入荷待ちのときがありますので、ご了承ください。グッズ類の転売を固く禁じます。

■Information那須先生の作品画像を無料で利用可能!
まんが美術館に収蔵されている那須先生の作品画像を無料で利用できます。利用したいときは申請書を教育課に提出してください。くわしくは教育課に問い合わせるか、まんが美術館ホームページで確認してください
教育課【電話】0966-43-2050

■Information
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