- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年6月号
■おいでよ、グリーンパレス!
空の青さと芝生の緑が美しいゆのまえグリーンパレス。四季折々の景色が楽しめるのもおすすめの一つです。ゴーカートやパターゴルフ、駄菓子屋台などお楽しみもたくさんあります。全身で自然を感じられる癒し空間で、たまには時間を忘れてゆっくりと過ごしてみるのはいかがでしょうか?
グリーンパレス公式インスタグラムでは、イベントや施設の情報などを発信しています。最新情報は本紙左のQRコードを読み取ってぜひご覧ください。
▼一面に広がる緑のじゅうたん 芝生広場
グリーンパレスといえば芝生広場!芝の刈り上げや肥料撒きなどスタッフがていねいに手入れをしているため、きれいな緑が一面に広がっています。春には芝生広場を囲むように咲く桜、秋は紅葉といった四季を感じられる空間です。マルシェやキャンピングカーイベントなどの会場となることもあり、多くの人が集まります。貸出(有料)の草そりやモルックを楽しむも良し!寝転ぶも良し!芝生を最大限に楽しめます。
▼キャンプ場 ゆっくり自然を楽しむ
『木漏れ日のAサイト』『星空のBサイト』『ふれあいのCサイト』『見晴らしのGサイト』の4カ所あり、各サイトの特徴が名前に入っています。キャンプ用品のレンタル(有料)もあるので、初めてのキャンプでも安心。炊飯棟にはトングやバーベキュー用の網などの調理器具もあるので、豊かな自然を感じながらキャンプでの料理も楽しめます。無料で使える貸出用の食器の中には昔、給食で使われていたものもあるのだとか…!
▼こいのぼり 念願の復活!芝生を泳ぐ
老朽化のため3年前から中止していたこいのぼり。復活を願うまちの人の声を形にするため、不要になったこいのぼりの寄附をSNSや回覧板で呼びかけました。さまざまな種類のこいのぼりが寄せられ、集まった数はなんとおよそ60匹!今年度は以前よりも範囲を広げて、ダイナミックに泳がせました。多くの人の協力があって叶ったこいのぼり。ゴールデンウィーク中には、こいのぼり大家族の泳ぎをライトアップしました。
▼桜のあとのお楽しみ 満開のツツジ
グリーンパレス周辺の桜を楽しんだ後は、まちの花でもあるツツジが見ごろに。多くの人に楽しんでもらえるよう、スタッフに周辺の道の草刈りを、シルバー人材センターに花に巻きつくツタを取り除く作業を依頼しています。満開になると、ピンクや白などさまざまな濃淡の花と芝生、青空が合わさり一気に暖かい春を感じる景色に!好きな色の花の前で、写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
▼管理棟 まずはここへ!
キャンプなどの受付を行っています。佐々木さん考案の駄菓子屋台『つつじや』や薪の販売もあります。
▽ゆのまえグリーンパレス
時間:9:00~17:00(通年)
料金:
・テント持込…3500円(1泊2人まで)・3人以上200円/人
・炊飯棟…700円から(日帰りのみ)
休館:第2・4月曜日(祝日の場合翌日)
※くわしくはゆのまえグリーンパレスへ問合せください
■子ども心をアイデアに
「お菓子のつかみ取りや水鉄砲大会など、子どものころにやってみたかったことを大人になった今叶えている」と話す佐々木隊員は、遊び心を持つ設計士の父の影響で、新しくて楽しいことが大好き。子ども目線になって考えることで、誰もが惹かれるすてきなアイデアをひねり出し、訪れた人にまた来たいと思えるような企画を行っています。
■つながり、支え合う
湯前町に移住してから2年。協力隊着任前に勤務経験があるとはいえ、初めての場所で新たなことを始めるのは勇気が必要ですが「ゆのまえグリーンパレスが持つ可能性を引き出し、全国の人に施設やまちを知ってもらいたい」という思いは、多くの人の心を動かしました。
おしるこ提供やヨガなど多くのコラボレーション企画を進めていく中で、一緒に企画ができないかという相談は佐々木隊員自らが行っています。「周りの人も自身も、地域を盛り上げたいという思いが強いと感じた」という佐々木隊員。同じ気持ちを持つ人たちとの支え合いが活動につながっています。
「町民の皆さんが誇りに思える施設にする」ことが目標。『田舎の優しいおじちゃん・おばちゃんと元ホテルマンが力を合わせてつくる、おもてなし施設』に、今日も多くの人が集まります。