- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年7月号
■NEWS1 大盛況!『これが漫画!展』展示は7月6日まで開催中
5月24日から湯前まんが美術館で開催されている「これが漫画!展」。北沢楽天・横山隆一・那須良輔という、日本の漫画の礎(いしずえ)を築いた3人の漫画家に焦点をあてる当館発の全国巡回展です。
5月29日には、湯前小学校の4年生児童が校外学習で来場。明治・大正・昭和期の漫画表現の変遷や、戦争が作品に与えた影響など、漫画の歴史を掘り下げる『これが漫画!展』ならではの学びが多くあったのではないかと思います。今回の学習をきっかけに、昔の漫画や湯前町の宝・那須良輔作品に興味を持ってほしいです。
▽世界に一つのグッズが誕生 ワークショップを開催しました
6月14日、本展開催記念イベント『これが漫画!展の世界へ出かけよう and グッズを手作りしよう』を開き、町内外から多くの人が参加しました。
イベントは午前と午後の二回実施。それぞれ、学芸員によるギャラリートーク(※)から始め、展示されている漫画作品にまつわるクイズや作品に込められた意味などを楽しく解説しました。
『これが漫画!展』の魅力に触れた後は、当館の学習マンガLaboでグッズを手作りするワークショップを開きました。展示に出品されている漫画作品をデザインした缶バッジやうちわ作りにチャレンジ!自分で色付けや文字入れをして、世界に一つしかない『これが漫画!展』グッズがたくさん誕生しました。
※美術館などで学芸員やスタッフが展示作品について解説すること
▽Pickup 広報湯前良輔アーカイブ展
那須先生の魅力あふれる作品をピックアップ!
『ロッキード行革百鬼夜行』
※「これが漫画!展」で展示中
▽那須先生のことば
「政治漫画というヤツはイデオロギーに左右されたらダメ、怒りすぎても、ひねりすぎてもおもしろくない。マアーだれにでもわかる“悪”をついていく。おこがましいが、大衆の代弁という気持ちかな」
ー『九州人国記』(熊本日日新聞,1966年,P536)
■NEWS2 村枝賢一先生の作品がズラリ 前半・後半の二回に分けて開催
7月26日~翌年1月12日まで、芦北町在住の漫画家村枝賢一先生の原画展『村枝賢一の仕事展』を開催します。画業38年を迎える村枝先生がデビューから現在までに執筆した生原稿や、漫画フェスタなどのイベントで当館のために描いた巨大イラストを展示します。
開催期間中の8月2・3日には同じく漫画家で村枝先生の妻、森真理(しんり)先生も招いて「2025ザ!まんが教室」を開催。村枝先生・森先生を講師に、2日間で1ページマンガを仕上げるまんが教室です。
▽村枝賢一の仕事展
開催期間:7月26日~翌年1月12日
開館時間:9:30~17:30
入館料:
・高校生以上 700円
・中学生以下 300円
※特別展実施期間中の特別料金
※湯前町民の方及び未就学児は無料です
■工事のお知らせ
外構工事のため、現在建物のまわりに足場が組まれています。美術館・教育委員会事務所は通常どおり開館中ですので、ぜひお越しください
■Information 那須先生の作品画像を無料で利用可能!
まんが美術館に収蔵されている那須先生の作品画像を無料で利用できます。利用したいときは申請書を教育課に提出してください。くわしくは教育課に問い合わせるか、まんが美術館ホームページで確認してください
問合せ:教育課
【電話】0966-43-2050