- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年7月号
5月24日、湯前まんが美術館で『これが漫画!展日本の漫画を創った時代~楽天・隆一・良輔~』の総合開会式を開きました。
本展は「日本の漫画のはじまり」をテーマにした企画展で、湯前まんが美術館を皮切りに各地の美術館を巡回します。明治時代から活躍した、近代漫画の祖と呼ばれる北沢楽天(きたざわらくてん)、四コマ漫画『フクちゃん』で国民的人気を得た横山隆一、戦後の政治風刺漫画隆盛の時代を支えた那須良輔という、日本漫画史に確かな足跡を残した3人の漫画家を中心に取り上げて作品を展示しています。
本展の企画は令和4年度から本町で始まり、現在では合志マンガミュージアム(合志市)、高知県の横山隆一記念まんが館(高知市)、岡山県の勝央美術文学館(勝央町)の合計4館での巡回展示が決まっています。まちの宝である那須良輔作品の歴史的価値を再認識するとともに、日本の漫画発展の歩みを、全国から集まった豊富な資料から振り返ることができる展示です。
総合開会式では、本展の実行委員長を務める中村富人(とみと)館長(当時)があいさつ。その後、出席した合志市・高知市・勝央町の各館の館長や学芸員、本展の助成を担う一般財団法人地域創造の松﨑常務理事らで開幕を記念するテープカットを行いました。総合開会式の後は各館の学芸員が「ギャラリートーク」を実施。来館者らは各学芸員から展示の見どころや各資料の時代背景などを解説してもらい、作品に込められた思いなどを感じとっていました。
湯前まんが美術館での開催は6日まで。くわしくは、まんが美術館のホームページ・SNSでチェック!
■これが漫画!展
会期:今月6日まで
開館時間:9:30~17:00
観覧料:高校生以上300円/小・中学生100円/未就学児・湯前町民無料
▽オリジナルグッズ販売中!
ポストカード(3種類):100円/枚
※来館者アンケートに協力で1枚プレゼント