- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年8月号
■楽しい思い出を一緒に 小学校でふれあい交流会を開催
6月27日に湯前小学校体育館で『ふれあい交流会』が開かれ、4年生児童と町内の一人暮らしの高齢者が参加。3種類のゲームに一緒に取り組み、楽しい時間を過ごしました。
6チームに分かれて自己紹介をした後、チーム名を決めてゲームを開始。最初は緊張していましたが、ゲームが進むにつれて一緒に喜んだり悔しがったりと大盛り上がりで、笑顔いっぱいの交流会となりました。
最後には、老人クラブ会員の陶芸部会と木工部会が1つ1つ思いを込めた作品を参加者にプレゼント。たくさんの種類の中から、目をキラキラさせて選ぶ児童らの姿に参加者もほっこりしました。
児童代表の福山凜(りん)さん(野中田2)は「地域の人とたくさんゲームができて楽しかった。私たちと一緒に思い出を作ってくれてありがとう」と話し、高齢者らを代表して東キヨ子さん(97・野中田2)が「今日の交流会を楽しみに待っていた。みんなと一緒に楽しい時間を過ごすことができ、元気をもらった。100歳目指して頑張りたい。ありがとう」と感想を話しました。
■これからの『湯前』のために…事業承継連携支援協定を締結
6月30日、役場洋会議室で『湯前町事業承継連携支援に関する協定締結式』を開きました。
協定は、まちの中小企業の事業承継支援を通じて、世代を超えて持続的に発展していく事業所を増やすことで、地域の経済活動と雇用の維持拡大、地域経済の活性化に寄与することが目的。熊本県商工会連合会・株式会社日本政策金融公庫八代支店・株式会社肥後銀行湯前支店・湯前町商工会・湯前町の5者で締結しました。
締結式には関係者ら9人が出席。町商工会の伊藤昌一会長は「まちの事業所が少なくなり、このままでは地域経済が成り立たない厳しい状況である。事業承継を踏まえたうえでの新たな事業や経営者の選出など、湯前町オリジナルの事業承継を進めていきたい」と話しました。長谷和人町長は「今回の協定締結は、地域の未来を守る同盟であると思っている。事業承継に不安を抱える町内の事業所が、より身近な窓口を通じて相談でき、金融・経営・マッチングなど多方面から切れ目ない支援を受けられる体制が整うことになり、まちにとって大きな喜びである。事業者の声に耳を傾けながら、地域の経済の持続と発展を支えていきたい」と話しました。
本協定では、事業承継の啓発活動・スムーズな事業承継支援の実行・事業承継後のフォローアップ支援を行い、新たな希望とつながりのため連携を図ります。
■心を通わせた大交流会 あゆみの会『七夕まつり』開催
7月13日に農村環境改善センター大集会場で『あゆみの会七夕まつり』が開かれました。七夕まつりは、ボランティアグループ『あゆみの会』が主催で、障がいを持つ人とその家族やボランティア、地域住民が心を通わせ地域で支え合う関係をつくることを目的に開催されているイベントで、ことしで26回目を迎えました。
大きな竹に七夕飾りや願いごとを書いた短冊を飾るところからスタート。「ゆのまえ読み聞かせなずなの会」による紙芝居やレクリエーションゲームなど楽しいプログラムが盛りだくさん。「アンサンブル楓」による音楽パフォーマンスでは、聞きなじみのある音楽が演奏され、参加者も鈴やトライアングルを持って合奏に参加。心地よい音色でアンコールも行われ、聴いて・演奏して楽しい時間を過ごしました。
まつりの後半には、軽食をとりながら自己紹介をする時間も。参加者全員で心を通わせ、会場が笑顔で溢れた七夕まつりとなりました。