くらし 特集「災害に備える」(2)

■安全な場所に避難しましょう
安全な場所は「避難所」だけとは限りません。親戚宅や高台など日頃から避難する場所を確認しておきましょう。

○指定緊急避難場所
村が「高齢者等避難」を発令した時に、主な避難所として開設する施設です。

○福祉避難所
村が「高齢者等避難」を発令した時に、開設する施設です。要支援者などを優先的に受け入れます。

◆警戒レベルとは
村が発令する避難情報や気象庁が発表する防災気象情報を5段階に分けたものです。レベルに応じた行動を、普段から確認しておくことが大切です。
避難は、レベル3の段階において「明るいうちに、動けるうちに、防災無線が聞こえているうちに避難」することが重要です。

○各警戒レベルに基づく、村民と役場の行動基準

◆自主防災組織
自主防災組織とは、球磨村自主防災活動支援事業実施要項に基づき、球磨村長が認定した組織です。6月1日現在、村内では26地区の自主防災組織が認定されています。

◆情報収集をしましょう
気象情報などを確認し、必要に応じて安全な場所に避難をお願いします。
・気象情報の確認…気象庁ホームページ
・球磨川の水位の確認…八代河川国道事務所ホームページ
・熊本県内の情報確認…熊本県統合型防災情報システム

■備えておきたい防災グッズの一例
災害が起きる前に備えておきたいグッズ例をご紹介します

○食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(3日分、人数分を用意)
・飲料水 9ℓ(1人1日3ℓが目安)
・非常食 お米(アルファ米など)、缶詰、ビスケット、チョコレート、乾パンなど
・カセットコンロ
・固形燃料
・毛布・寝袋・洗面用具など
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・マッチ、ろうそく
※飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておくなどの備えをしておきましょう。

○非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分を用意)
・飲料水
・食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証 など)
・携帯電話の充電器
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬 など)
・マスク
・ヘルメット
・軍手
・懐中電灯
・衣類(上着・下着)
・タオル
・携帯ラジオ、予備電池
・ウェットティッシュ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。

梅雨時期は、お米や缶詰、水など日頃より多めに買い置きをし、いざという時に備えましょう!

問い合わせ:総務課 防災係
【電話】32-1138