健康 包括だより

■もっと健康に! 健康への近道の第一歩 特定保健指導とは?
―メタボリックシンドロームに着目した健診と、結果に基づく指導―
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、喫煙等の生活習慣により、肝臓や内臓の周りに脂肪が過剰にたまっている状態である内臓脂肪型肥満に、「高血圧」「脂質異常」「高血糖」のうち2つ以上重複した状態をいいます。
この状態は動脈硬化を急速に進行させ、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病合併症を発症しやすくなることが分かっています。
球磨村ではメタボリックシンドロームに着目し、「自分のからだを大事にしたい」また「健康寿命を延ばす」ことを目的に特定健康診査(特定健診)・特定保健指導を国民健康保険に加入されている40歳から74歳のすべての方を対象に実施しています。

◆球磨村の健診状況

球磨村の健診結果を見てみると、健診受診率のうち4割の方がメタボ該当者、2~3割の方もメタボ予備軍に該当していることから、動脈硬化や糖尿病になる割合が増える可能性が高くなっています。

▽特定保健指導の流れ
特定健診の結果を日ごろの生活と照らし合わせ、保健師・看護師が保健指導を行います。支援対象となる方は、ぜひこの機会に日常生活を振り返り、生活習慣の見直しと改善をはかり病気を予防しましょう。

問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】32-1112