- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県球磨村
- 広報紙名 : 広報くまむら 2025年9月号
■台風の大きさと強さについて
9月は台風が頻繁に発生し日本列島に上陸しやすい季節です。また、台風が九州に上陸する数は、統計上、年平均1.1回だそうです。
今月は、「台風の大きさと強さ」について、気象庁がホームページで解説している内容を紹介します。
気象庁は、台風のおおよその勢力を示す目安として、表のように風速をもとに台風の「大きさ」と「強さ」を表現しています。
また、風速25m/s以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲を暴風域と呼んでいます。
台風の大きさと強さを組み合わせて「大型で強い台風」と表現します。「強い台風」と表現した場合は、強風域の半径が500km未満で、中心付近の最大風速は33~43m/sの暴風圏を伴っていることを表します。
余談ですが、統計的に9月16日と9月26日は、台風襲来の特異日に当たります。9月16日に襲来した台風は、アイオン台風(昭和23年)、第2室戸台風(昭和36年)で、9月26日に襲来した台風は、洞爺湖台風(昭和29年)、猪野川台風(昭和33年)、伊勢湾台風(昭和34年)です。不測事態への備えを怠らず、身を守る最善の努力を継続しましょう。
○強さの階級分け
階級:最大風速
強い…33m/s以上~44m/s未満
非常に強い…44m/s以上~54m/s未満
猛烈な…54m/s
○大きさの階級分け
階級:風速15m以上の半径
大型…500km~800km未満
超大型…800km以上