- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県球磨村
- 広報紙名 : 広報くまむら 2025年10月号
■乾杯!新たな特産品焼酎の誕生
翠勝(すいしょう)お披露目会
9月4日、渕田酒造本店の新銘柄「翠勝」のお披露目会が球泉洞センター森林で行われました。
今回お披露目された「翠勝」は、村内唯一の球磨焼酎の蔵元である渕田酒造本店が、令和2年7月豪雨からの再建後初めて仕込んだ銘柄です。球磨村特産品開発協議会(糸原幸樹(いとはらこうき)会長)が、農事組合法人球米の米を利用した焼酎ができないか渕田酒造本店(渕田嘉助(ふちたかすけ)代表取締役)へ相談したところ、焼酎づくりの再開が実現し、新たな焼酎である「翠勝」が誕生しました。
糸原会長は、「復興の一助となるよう、全国にPRし、球磨村が発展するきっかけとなってほしい」と語りました。翠勝は渕田酒蔵本店や球泉洞で購入できるほか、10月1日からは、球磨村のふるさと納税返礼品としても出品されます。
■より良い教育環境の整備へ
一体型校舎建設に係る住民説明会
9月3日、一体型校舎建設に係る住民説明会が球磨清流学園北体育館で行われ、保護者や住民、教職員などが参加しました。
説明会では、一勝地地区での一体型校舎整備決定の経緯や今後の方向性について説明がありました。
今後、学校や保護者、地域の代表者などによる学校施設検討委員会を設置し、学校の設置場所などを協議していきます。
■有害鳥獣の利活用体制拡大に向けて
ジビエ解体処理加工施設起工式
9月2日、ジビエ解体処理加工施設の新築工事起工式が文書管理センター(元球磨中学校寄宿舎)の敷地内で行われました。
有害鳥獣駆除後の個体をジビエとして活用していますが、捕獲数の増加に伴い、現在の解体処理施設では処理能力に限界がきているため、新たに解体処理加工施設を建設します。完成後は受け入れ頭数の増加とジビエ販売拡大が期待されます。
