くらし 竹田市制施行 祝20周年
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- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県竹田市
- 広報紙名 : 広報たけた 2025年7月 NO.244
本市は、平成17年4月1日に竹田市・荻町・久住町・直入町が合併し、今年で20周年を迎えました。この節目を記念し、5月31日に「グランツたけた」で記念式典を開催しました。
式典には、県知事や地元国会議員、県内の市町村長及び議長、さらには国内の姉妹・友好都市の首長・幹部を来賓として迎え、市制施行に携わった歴代要職者や各界代表者など約300人が参列し、盛大に挙行されました。
オープニングでは、市内の伝統文化や自然、災害を乗り越えた歩みを振り返る映像を上映。その後、第77回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール準優勝者であり、今春の選抜高校野球開会式で国歌斉唱を務めた鈴木心毬(すずきみまり)さん(大分県立芸術緑丘高等学校3年)が、本市ゆかりの作曲家・瀧廉太郎の「荒城の月(原曲原調)」をアカペラで披露。さらに、オペラの名曲「この胸に息のある限り」も歌い、式典に華を添えました。
式典では、土居市長及び阿部市議会議長がそれぞれ式辞を述べ、市制施行20年間に市の発展に貢献した9団体に特別功労表彰を授与し、これまでの功績を讃えました。
受賞者を代表して、里見奨学会並びに老人はげみの里見会の理事長・里見多一(さとみかずいち)様より謝辞が述べられました。また、来賓を代表して佐藤樹一郎県知事より、市制施行20周年の祝辞をいただきました。
その後、「竹田混声合唱団」と「コール竹田・メリーズ」がそれぞれ合唱を披露し、続いて2団体合同で瀧廉太郎作曲の「花」を合唱。フィナーレでは、会場の出席者全員が「荒城の月」を斉唱し、感動的な閉幕となりました。
司会を務めたのは、平成17年度生まれで竹田市在住の大崎桜子(おおさきさくらこ)さん。(大分大学教育学部2年)。若き世代の市民として、式典を盛り上げました。
本市はこの節目の年を契機に、市民とともに一体感を深めながら、「ひとが輝き 未来へつなぐ いのち溢れるまち竹田」の実現に向け、さらなる発展に取り組んでまいります。