- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県宮崎市
- 広報紙名 : 市広報みやざき No.983 令和7年9月号
本市では、安定した財政運営をめざし、さまざまな方法で歳入確保に取り組んでいます。私たちのまちの未来のために、現在進めている歳入確保のおもな取り組みを紹介します。
◆歳入確保の取り組み
▽ポイント1 ふるさと納税
ふるさと納税の取り組みを強化しています。令和6年度の寄付額は約132.4億円に達し、全国で第8位、中核市のなかで第1位を獲得しました。
令和6年度
全国 第8位
中核市 第1位
令和2 5億円
≪専門室を設置し取り組みを強化!≫
令和6 132.4億円
※返礼品などの関連経費を除いた約半分が市の収入
▽ポイント2 未使用の土地や建物の売却
市が保有している未使用の土地や建物を売却し、歳入確保に取り組んでいます。これまでは各担当課が行っていた売却事業を、令和5年度から専門部署に一元化し売却を促進しています。
令和5・6年度
2年間で約7億円確保
令和3 0.2億円
令和4 0.2億円
≪売却事業を専門部署に一元化≫
令和5 5.3億円
令和6 1.5億円(決算見込み)
▽ポイント3 エコクリーンプラザみやざき余剰電力売却
エコクリーンプラザみやざき焼却施設では、ごみ焼却で発生する熱や蒸気で発電をし、施設内の運転に使用しています。余剰分は売却し収入を得ています。令和5年度からは売電方法を競争入札に切り替え、さらなる歳入確保に努めています。
令和4 0.5億円
≪売電方法を競争入札に切り替え≫
令和5 1.5億円
◆歳入確保で市民サービスを充実
取り組みで得た歳入はさまざまな市民サービスにあてています。令和7年度予算の一部を紹介します。
・避難所環境の整備 防災力の強化 約16億円
・児童クラブの時間 拡充・施設整備 約14億円
・高齢者等の予防接種支援 約8億円
・保育料負担の軽減 約7億円
・市民の物価高騰対策 約11億円
・新庁舎建替えに備えた貯蓄の増加 80億円
問い合わせ先:財政課
【電話】21-1723【FAX】21-1522