- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年2月号
■晴れやかな笑顔かがやく 20歳の節目
人生の節目に当たる20歳を祝い励ますとともに、社会人としての自覚を促すために開催している「はたちの集い」。式典では、対象者自らが各地区の実行委員として企画・運営を行い、地域に定着した行事です。
市内では、今年度、1872人(男性958人、女性914人)が20歳を迎え、1月3日から11日にかけて、市内15地区と都城泉ヶ丘高等学校附属中学校、都城きりしま支援学校、さくら聴覚支援学校ではたちの集いが開催されました。
また、今年度は、誰でも参加できる「みやこんじょウエルカム会場」を新設。市外出身の人や外国人市民などが参加しました。
今回は、華やかな振袖やスーツに身を包み、旧友や恩師との再会を喜ぶ皆さんの様子を紹介します。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■大切な人への感謝とそれぞれの決意を胸に夢に向かって
○志和池中学校出身 満留 颯大(そうた)さん
実行委員長として式典に携わる中で、人をまとめる難しさなどを学び良い経験になりました。友人らのありがとうの言葉に、頑張って良かったと達成感を感じています。これまで惜しみない愛情を注いで育ててくれて、どんなときも応援してくれた両親と祖父母には心から感謝しています。
現在は、土木技術者として県外の市役所に勤務。自分が携わった仕事が形として残り、地域に貢献できることに魅力を感じています。仕事だけでなく、人としての在り方も教えてくださる先輩方のおかげで、社会人としての成長も実感しています。これからは自分を支えてくれた人たちに胸を張れる大人になれるよう、日々精進していきたいです。
○高崎中学校出身 上村(かみむら) かれんさん
20歳という節目を、友人たちと一緒に迎えられたことをうれしく思います。式典後のアトラクションでは参加者が各々近況報告を行い、同級生がそれぞれの道で頑張っていることを知れて、刺激を受けました。
私は現在、幼い頃からの夢を実現するため、県外の短期大学に通い、子どもたち一人一人に寄り添える保育士を目指して、日々勉強や実習に励んでいます。これまで、進路や人間関係で悩んだときには、いつも家族が支えてくれました。4月からは私も社会人になり、人を支える立場になります。社会に出ても、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、これから出会う多くの人との信頼関係を大切にしていきたいです。
問い合わせ:生涯学習課
【電話】23-9545