健康 (健康一番)梅雨明けの湿度の高い時期にご注意を!見逃さないで、熱中症のサイン

令和6年5月~9月は、全国で9万7578人が熱中症により救急搬送され、平成20年の調査開始以降、最多を記録しました。
全国の救急搬送された人の年齢区分を見ると、高齢者が半数を占めており、全体の約3割の人は入院が必要であったと報告されています。
発生場所は、住居(敷地内全ての場所を含む)での発生が約4割を占めています。(※総務省消防庁より)
熱中症による救急搬送の増加の要因として、「気温や湿度の上昇」が関係していることが分かっています。特に、梅雨明けの暑さには、最も注意が必要です。

◆熱中症の症状は?
・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ

◇症状がすすむと
・頭痛
・吐き気
・身体がだるい
・集中力や判断力の低下

◆熱中症が疑われる人を見かけたら
・涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服をゆるめ、安静に寝かせる
・扇風機、うちわなどで風をあて、身体を冷やす
・首の周り、脇の下、足の付け根など太い血管の部分を冷やす
・飲めるようであれば、水分をこまめに取らせる
※持病をお持ちの人は、かかりつけの医師にあらかじめ相談し、熱中症対策についてアドバイスをもらっておきましょう。

◆症状が改善しない場合は?
・応急処置をしても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
・自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう。

問い合わせ:健康増進課健康づくり係
【電話】66・1024