- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県三股町
- 広報紙名 : 広報みまた 2025年4月1日号
■令和6年度の主要事業
令和6年度に実施した事業の中から抜粋しています。
○コミュニティバス「くいまーる」関連事業
3,204万円
令和6年4月から「くいまーる」に新しい巡回コース「まちなかコース」を新設しました。それに伴い、バスのリースや購入を行ったほか、AIを活用したオンデマンド交通システム等を構築しました。構築したシステムは、町公式LINEから利用できます。
○都市再生整備計画事業(まちづくり活動及び調査分析業務委託)
609万円
町中心地の未来を描いた「みまたん♡ビジョン」や、「三股町交流拠点施設整備事業基本計画」に基づいて、完成後の交流拠点を活用した中心地の賑わいづくりについて、町民や町内事業者などと連携して検討しました。
○まちづくり合同会社貸付事業
3,000万円
令和5年2月に町と商工会の共同出資により設立した「まちづくり合同会社みまた」に、地域密着型官民連携で交流拠点施設整備事業やまちづくりを進めるため、事業に必要な資金を貸し付けました。
○結婚新生活支援事業
468万円
少子化対策として、若い世代に向けて出産や子育ての支援制度などを周知したほか、結婚に伴う新生活のスタートアップにかかる引っ越し、賃貸、リフォーム、購入・新築費用について、経費の一部を補助し、若い世代の経済的負担を軽減しました。
(1)町暖房用等燃料費高騰対策支援事業
(2)町飼料価格高騰対策支援事業
(1)157万円
(2)2,069万円
重油価格高騰の影響を受けている農業者の負担軽減のため、施設園芸農家や茶農家に対して価格高騰分の一部を支援しました。また、配合飼料価格の高騰により経営が悪化している畜産農家に対して、負担増額分の一部を支援しました。
○三股町農業後継者支援事業
50万円
農業後継者の確保と就農意欲の増進、担い手の育成、更には円滑な農業経営の継承が目的に、町内の若手農業者1人に対し3年間で100万円交付する事業です。令和6年度は、新たに1人が利用しました。
○住民等向けポータルサイト(LINE)整備事業
413万円
町は、町公式LINEを活用して、防災、イベント、補助・助成金、各種啓発などに関する情報発信を行っています。利便性を向上させ、質の高い情報発信を行うため、町公式LINEのリニューアルを行いました。
■町のお金の出入りはどうなっているの!?
○町税・普通交付税などの状況
私たちが納めている町民税や固定資産税、軽自動車税などの町税は、町の大切な収入源で、本年度の総収入の17.0%となっています。普通交付税は、町の収入の中でも一番大きい財源で23.2%です。普通交付税とは、国から地方公共団体に交付されるもので、その原資は所得税、酒税などで構成されています。自主財源も、国や県からの補助金・交付金も、町の収入の中心になる大切な財源ですから、減少すると町の運営に大きな影響を与えることになります。
○各基金の状況
町では、特定の目的のために基金(=貯金)を積み立てています。一般会計が持っている基金は13種類(令和6年度末見込み)あり、どれも目的達成のための大切な財源で、本年度は12億8,105万円を取り崩します。このうち、町を応援するために全国からいただいた「ふるさと未来寄付金」の積み立てから、寄付者の意向に沿う事業の財源として2億7,600万円を取り崩します。今後も、将来を見据えた基金の計画的な運用・活用が重要となります。
○町債・公債費の状況
町債(=借金)は、施設の増改築などといった大きな事業に取り組む場合などに増えるものです。本年度は、脱炭素化推進事業や総合文化施設特定天井耐震改修事業などの資金として9億5,120万円を予算計上しています。公債費(=借金返済額)は、町の借金や利子などの返済に充てる費用です。中長期間に想定される事業の借り入れや、その返済計画などの財政シミュレーションを行い、まちの将来に負担を掛けない努力をしています。
お問い合わせ:税務財政課 財政係
【電話】52-9637