くらし [ごあいさつ] 謹んで新春のお慶びを申し上げます (3)

■新年のご挨拶
教育長 大坪 隆昭

皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと存じます。旧年中は本町教育行政に対しましてご理解とご協力をいただき誠に有難うございました。
さて、昨年は甲辰の年で、木々が芽生え成長すると言われる縁起の良い年でありましたが、本町の学校教育におきましても新しい飛躍の年となりました。
まず、美郷南学園につきましては、義務教育学校に移行すると同時に宮崎県教育委員会が進める「子どもの学び研究開発校」の研究指定を受け、幼小中一貫教育の特性を生かした「ひなたの遊び」から「ひなたの学び」へと連続した学び(授業)の研究を進めています。
また、西郷では宮崎県の指定を受けて幼保小連携事業として幼児教育から小学校教育への「架け橋プログラム」の研究を進めています。幼と保、幼保と小の連携を深め、学校行事や教育課程などスムーズで効果的な移行について研究を深めています。
さらに、美郷北では宮崎県国公立幼稚園連合会の事務局となり、県内幼稚園の先生方を北郷幼稚園に集め研究会を実施しました。西郷の美術科の安在先生と一緒に感性を育てる楽しい活動を実践し、これからの幼稚園教育の在り方について意見交換をしました。
これらの取り組みはその学校だけの研究にとどまることなく、お互いの研究の成果を共有できるところが美郷町の良さであると思います。
今年は、乙巳(きのとみ)の年です。学校教育にとどまらず社会教育におきましても、柔軟な心と知恵を出し合い、守るべきは守り、時代の変化を捉え改善すべき点は見直しながら、美郷町の教育を推進して参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。