イベント [町の話題] 1300年余りも守り継がれてきた、百済王族伝説の証 師走まつり開催される
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県美郷町
- 広報紙名 : 広報みさと 2025年3月号
百済王族親子再会に由来する師走まつりが、駐福岡韓国総領事をはじめ韓国公州市より9名の方々や、初代国際交流員の朴・眞姫(パク・チ二)さん、宮崎県佐藤副知事等が参加される中、1月17日(金)から19日(日)の3日間行われました。
「上りまし」と呼ばれる初日は、伊坂賀神社(日向市東郷町)で1年ぶりの親子再会を果たし、王の墓といわれる「塚の原古墳」で式典、午後6時過ぎから「やぐら」21基に、ご神幸行列の進行とあわせ点火されると、燃え盛る炎と火の粉が舞い上がりました。
中日は、「ドンタロ」さんを祀る塚でお礼祭や、小丸川での洗濯行事・夜神楽の奉納がおこなわれ、協賛行事として西の正倉院中庭において、各種グループによる「百済にまつわる舞踊」が披露されました。
「下りまし」の最終日は、悲しみを隠すための「へグロ塗り」がおこなわれ、一の鳥居で「おさらばー」と叫びながら比木神社へ戻る一行を見送りました。
師走まつりの開催にあたり、田んぼを提供いただいた皆様をはじめ、ご協力・ご協賛頂きました関係各位の皆様に紙面をお借りして深くお礼申し上げます。
■百済にまつわる舞踊
・舞踊参加者及び来場者による合同舞踊
・10年ぶり復活のサムルノリ
※詳しくは本紙をご覧ください。
「サラン」は令和6年10月にサムルノリを復活させたいとの思いで、美郷町内の有志で結成され、町内の行事等にて演奏を披露しています。
「しわすの会」は、長年「高鍋町」「木城町」との交流・百済の里の春祭り、師走祭りでの舞踊をとおして、師走祭りの伝統を大事にしています。
両団体とも、一緒に活動していただける仲間を大募集中です。興味のある方は下記実行委員会までご連絡ください。団体の代表に紹介させていただきます。
お問合せ:師走まつり実行委員会事務局(南郷地域課)
【電話】59-1600