くらし 令和7年度の当初予算が決まりました(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県
- 広報紙名 : 県政かわら版 Vol.191
■「誰もが安心して暮らし、活躍できる鹿児島」へ!
「稼ぐ力」の向上や、それらの産業を支える人材の確保・育成、子ども・子育て支援施策の充実・強化など、「かごしま未来創造ビジョン」に掲げた各般の施策を推進します!
令和7年度当初予算(一般会計):8,527億円
●「鹿児島の『宝』を世界へ」届ける
農林水産物の輸出拡大やインバウンドの促進などに特に力を入れて取り組みます!
▽令和7年度の目標500億円達成に向けた農林水産物の更なる輸出拡大
(重要品目:和牛、ブリ、かごしま茶、鰹節)
▽海外誘客の強化等によるインバウンド促進
(SNS等を活用したデジタルプロモーションの展開)
(鹿児島空港国際線拡充)
▽クルーズ船寄港による経済効果の拡大
(寄港地ツアーの充実、県産水産物等の供給体制の構築)
▽伝統的酒造りのユネスコ無形文化遺産登録を生かした本格焼酎の海外販路拡大
(本格焼酎の技術や焼酎文化の価値を世界へ発信)
●「確かな安心、鹿児島」を目指す
子ども・子育て支援施策や防災対策の更なる充実・強化に取り組みます!
▽保育・幼児教育の充実・強化
(保育士・保育所支援センター、幼児教育センターの設置)
▽子育てにかかる経済的負担の軽減
(子ども医療費の拡充、産後ケアの無償化推進など)(遠方での分娩・妊婦健診の交通費等支援)
▽能登半島地震を踏まえた防災対策の更なる強化
(木造住宅耐震化支援)
(災害初動対応強化、物流確保など孤立化集落対策)
(備蓄対策、避難生活の環境改善)
出生数の減少が予想を上回る速度で進行するとともに、人手不足も顕在化するなど、人口減少社会の中で地域の活力維持・発展が大きな課題となっています。
このため、基幹産業である農林水産業や観光関連産業、企業の「稼ぐ力」の向上、人材確保・育成、子育て支援など、「かごしま未来創造ビジョン」に掲げた各般の施策を積極的に推進するための予算を盛り込みました。
今後とも、時代の変化に的確に対応しながら、「県民の皆様と一緒に鹿児島の今と未来をつくる」ために、「誠実に」、「着実に」県政の推進に全力を挙げて取り組んでまいります。
鹿児島県知事 塩田康一