- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県
- 広報紙名 : 県政かわら版 Vol.191
予算には、お金を受け入れる「歳入」と、お金の使い道を決める「歳出」があります。
予算の仕組みや内容について、詳しく紹介します!
単位:億円、( )は構成比%
(注)端数処理のため、合計は内訳の計と必ずしも一致しません。
■歳入
Q.県の収入にはどんなものがあるの?
A.主に、県民の皆さんから納めていただく税金や、国から入ってくるお金などがあります。
・鹿児島県は、税金や使用料などの自主財源より、国からの補助金や借金などの依存財源の方が多い状況です。
・使わない土地の売却や、使用料・手数料を適正に見直すなど、税金や国からの補助金以外の収入を増やすことにも取り組んでいます。
▽Point!
いろいろな財源を活用して、その年の歳出をまかなえる歳入を確保することが重要!
■歳出
Q.どのような目的でつかわれるの?
A.子どもの教育(教育費)医療・福祉の充実(民生費・衛生費)生活に必要な道路などの整備(土木費)などのために多くのお金を使います。
・県民の皆さんにとって必要なサービスを提供できるよう、意見や要望を聴いてじっくり検討し、県議会の議論を経て決定されています。
・鹿児島がより豊かになるよう重要施策に最大限財源を使うことを心がけています。
▽Point!
限られた財源を最大限生かすために、メリハリをつけて予算を組んでいます!
義務的経費:支出が義務付けられている経費
投資的経費:社会資本の整備等に要する経費
Q.予算を経費別で見ると鹿児島県の財政状況はどうなっているの?
A.県職員(警察職員、教職員含む)の給与(人件費)や医療費の県負担・子育て給付(扶助費)など、義務的経費として必ず支出しなければならないお金が全体の半分以上を占めています。
・高齢化の進行等で、扶助費が増えていることから、借金をしっかり管理するなど、徹底した行財政改革で持続可能な財政運営に努めています。
・令和7年度末の借金(県債残高)は、前年度に比べて45億円減少する見込みで、適正に管理しています。
▽Point!
これから先も健全な財政運営ができるよう、将来のことも考えて取り組んでいます!