子育て 学校・地域応援活動 人づくり つながりづくり 地域づくり No.24

■田之畑棒踊りを指宿小学校運動会で披露して42年
いぶすき地域学校協働活動のボランティア活動には個人同様に団体の参加も大歓迎です。
田之畑棒踊り保存会の応援を受けながら運動会で棒踊りを42年間披露している指宿小学校の取り組みを紹介します。運動会での披露は「特色ある学校づくり」の一環で当時の校長先生が保存会に協力をお願いしたのが始まりで、その後も途切れることなく現在に至っています。
例年、5・6年生が合同で披露します。練習では前年に踊った6年生が5年生に指導を行い、棒の持ち方や足の運び方、手や目の動きなど細かいところを保存会の皆さんが指導します。運動会当日は練習の成果を発揮して元気いっぱい跳ねるように踊りました。

◇子どもたちの感想
・6年の上川床心晴(かみかわとここはる)さん(田之畑)
「保存会の皆さんは忙しいのに教えに来てくれるのでうれしいです。下の学年の子どもたちにも続けてほしいです」

・6年の白濵虎大朗(しらはまこたろう)さん(外城市)
「みんなでタイミングを合わせるところは難しいですが、棒を当てるところが楽しいです」

・5年の谷隼也(たにしゅんや)さん(大園原)
「6年生が優しく丁寧に教えてくれるので覚えやすいです」

・5年の中熊陽(なかくまよう)さん(中川)
「棒を回したり全身で回わったりするところが難しいけど、ちゃんとできるととても楽しいです」

◇ボランティアの感想
・廣森真一郎(ひろもりしんいちろう)さん(田之畑)
「小学生の時に踊ったので今も続いているのはすごいと思います」

・田之畑勝(たのはたまさる)さん(田之畑)
「田之畑地区だけでつないでいくのは難しいので指宿校区全体で行い、披露する機会が他にもあるといいです」

・廣森敏幸(ひろもりとしゆき)さん(田之畑)
「棒踊りを地区外の子どもたちにも体験してもらうことで伝統芸能の価値を感じてもらい、地域への愛着を育てたいです」

問合せ:生涯学習課社会教育係(ふれあいプラザなのはな館内)
【電話】23-1023