くらし 【特集】霧島とゼロカーボン(3)

■省エネ家電への買い換えを支援します
消費電力の大きい家電製品を、一定基準を満たす同品目の省エネ家電に買い換える費用の一部を補助します。
手続きの流れなど詳細は市ホームページをご覧ください。
主な条件:次の全てに該当すること
・既存の家電製品からの買い換えで、自ら居住する市内の住居か事業所に設置するもの
・省エネ基準達成率が70%以上の冷蔵庫、エアコン、LED照明器具
・市内の店舗で購入する新品であること
対象:市税の滞納がない市民(世帯主)と市内に所在する事業所で事業を営む事業者
※交付は1世帯、1事業者1回限り。
補助額:購入金額(税抜き)の3分の1(省エネ基準達成率によって上限2万円または3万円)
申込方法:市ホームページ内の専用フォームからか、事前申込書(市ホームページからもダウンロード可)を直接か郵送
申込期限:11月28日(金)消印有効
※申し込み総額が予算額を超えた場合は抽選。

問合せ:専用コールセンター
【電話】55-8945

■地域との協働で取り組む豊かな森づくり
[INTERVIEW]
公益財団法人九電みらい財団副長
重岡祟さん(40)
人、地域、森を『健幸』にする森づくり」をコンセプトに、牧園町で「きりしま九電みらいの森」を整備しています。森林は、二酸化炭素の吸収という、ゼロカーボンにおける重要な役割を果たします。これからも、植林、育林などの「体験」を通じた子どもたちへの環境教育や、地域の皆さんとの協働による森づくりなどを通じて、ゼロカーボンの実現に貢献していきます。

■一人一人ができるゼロカーボンの取り組み例
○エアコンの室内温度を無理のない範囲で上げる
CO2削減量:132g/日
外気温31度の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から1度上げ、1日9時間使用した場合

○使わない時は照明を小まめに消す
CO2削減量:15g/日
34WのLED照明器具1灯の点灯時間を1日1時間短くした場合

○テレビを見ていない時は小まめに消す
CO2削減量:34g/日
液晶テレビ(50V型)をつけている時間を1日1時間短くした場合

○掃除機をかける前に部屋を片付ける
CO2削減量:7g/日
部屋を片付けてから掃除機をかけて、使用時間を1分短くした場合

○使わない電気製品の主電源を切る
CO2削減量:166g/日
主電源を小まめに切って待機電力を減らした場合

○お風呂に間隔を空けずに続けて入る
CO2削減量:235g/日
続けて入浴し追いだきをしない場合

○台所などの水を小まめに止める
CO2削減量:5g/日
顔や手洗いなどの水の流しっぱなしを減らした場合

○加減速の少ない運転をする
CO2削減量:220g/日
車間距離に余裕を持って加減速の少ない運転をした場合

○近くに行く時は徒歩や自転車にする
CO2削減量:254g/日
2km圏内のマイカー利用をやめた場合

○買い物の時はマイバッグを利用する
CO2削減量:22g/日
マイバッグを使い、レジ袋を使用しない場合

○水筒などのマイボトルを利用する
CO2削減量:86g/日
水筒などのマイボトルを使い、ペットボトルの使用を減らした場合

○ごみを正しく分別する
CO2削減量:276g/日
ごみの分別を徹底し、廃プラスチックをリサイクルして焼却量を減らした場合

(出典:令和7年度版環境レター(鹿児島県)を基に作成)

上記以外にも、環境省「デコ活」ポータルサイトで、デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)アクションを紹介しています。

※「環境省デコ活」で検索