- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県いちき串木野市
- 広報紙名 : 広報いちき串木野 令和7年3月21日号(第233号)
■4/1 いちき串木野市パートナーシップ制度が始まります
本市では、いちき串木野市男女共同参画条例の基本理念に基づき、市民一人ひとりの基本的人権を尊重し、お互いの存在や違いを認め合い、支え合い、そして共に生きることのできる社会を実現するため、パートナーシップ制度を令和7年4月1日より開始します。
○制度の概要
パートナーシップ制度は、一方または双方が性的マイノリティである2人がお互いを人生のパートナーとし、日常の生活において相互に責任を持ち協力し合う関係であることをいちき串木野市に届出し、市が受領証及び受領カード(運転免許証サイズ)を交付するものです。法律上の婚姻とは異なり、法的な効力(財産の相続、税金の控除等)が生じるものではありませんが、届出を行ったお二人は、受領証等を用いて、行政サービス(市営住宅の入居申し込みや定住促進補助金など)や民間サービス(住宅ローン審査における収入合算や生命保険の受取人指定など)を円滑に利用できる場合があります。
この制度により、性的マイノリティの方々、性的少数者の生きづらさや不安が少しでも解消されるとともに、性的マイノリティの方々に対する社会の理解の促進につながることを目指しています。詳しくは市ホームページ(右の二次元コード・本紙参照)をご覧ください。
問合せ:市民生活課
【電話】33-5612
■2/2 令和6年度日置地区生涯学習推進大会・いちき串木野市生涯学習大会
日置地区生涯学習推進大会・いちき串木野市生涯学習大会が市民文化センターで行われました。
文部科学大臣表彰を受賞した串木野小学校読み聞かせグループ「花さき山」がオープニングを飾り、学習成果発表として日置市の「前結び着物着付け自主講座」、いちき串木野市の「エンジョイフィットネスズンバ」「コーラスはまゆう」が出演しました。大会後半は、住𠮷小糸さんによるユーモアを交えた講演と、鹿児島の「てこしゃんせん」文化を守り継がれている住𠮷社中の皆さんの演舞も行われ、観客を魅了しました。
また、令和6年度日置地区社会教育振興会表彰として2名、全国・九州・県関係表彰伝達として3名、市生涯学習奨励表彰として11名の表彰が行われました。受賞おめでとうございます。
■救急車を呼んだのになぜ消防車が?
「救急車を呼んだはずなのに、消防車が来た」「火事でもないのに救急車と消防車が来た」と、驚かれることがあるかもしれません。
消防車(Pumper)と救急車(Ambulance)が同時に出動することを双方の頭文字から「PA連携」といい、救急隊だけでは迅速な活動が困難な場合や、救命のために一刻を争う場合などに、救急隊と同時に消防隊が出動しています。
※消防車にもAEDや応急処置を行う資器材を積載し、救急隊員と同じ資格を持った隊員が出動しています。
○PA連携で出動する場合
・傷病者が心肺停止または重篤であると思われるとき。
・交通量の多い場所等で、傷病者や活動隊員の安全を確保する必要があるとき。
・近くの救急車が出動中で、他の救急車の到着が遅れると思われるとき。
・救急隊だけでは、傷病者の救出、搬送が困難と思われるとき。
・ドクターヘリや消防防災ヘリを活用するとき。
その他、119番通報時に通信指令員が、救急隊の活動を支援する必要があると判断した場合は、救急隊と消防隊を同時に出動させ、連携して救急活動を実施します。
○皆さまのご理解とご協力をお願いします。
市消防本部では、上記の基準によりPA連携活動を行っていることから、消防車が来て驚かれることがありますが、一人でも多くの命を救うことを目的としていますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。
問合せ:消防本部
【電話】32-0119