くらし 110番だより

◆若者(初心運転者)に対する交通事故防止対策
※若年ドライバー…16歳~24歳までのドライバー

卒業や就職シーズンを目前に控えたこの時期は、新たに運転免許を取得する若者(初心運転者)の交通事故が心配されます。例年、全国では、若者による交通事故が多発しています。

◇若者に多い事故
・スピードの出し過ぎによる事故
・自動二輪車や原動機付自転車による事故
・わき見による事故
・ハンドル操作の誤りによる事故

◇その事故原因
・運転技能や経験の未熟
・道路に潜む危険性を読み取る能力や判断力の不足
・若者の特性である反射神経や運動神経の過信

運転免許を取得した最初の頃は、運転すること自体が楽しく、喜びを感じることも多いですが、反面、運転を一歩誤れば、人を死傷させたり、自分の命を失ったりすることもありますので、交通ルールとマナーを守り、安全運転に努めましょう。
また、将来のある若者たちが、「交通事故」で悲惨な運命をたどることがないよう、同乗する人や送り出す家族のみなさまも、若者の運転者に「安全運転」の声をかけ、命の尊さと、法令遵守の義務、運転の責任を忘れさせないようにアドバイスしましょう。

◇初心運転者のみなさんへ
運転する際は、自分の運転能力を過信することなく、次のルールとマナーを守った安全運転で交通事故を防止しましょう。
・適正な車間距離をとる
・スピードを抑える
・危険を予測した「かもしれない運転」をする

問い合わせ:伊佐湧水警察署
【電話】22-0110