くらし まちのニュース
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県さつま町
- 広報紙名 : 広報さつま 2025年6月号
■成長と繁殖を願い稚鮎を放流
4月11日、川内川漁業協同組合が、川内川とその支流でアユの稚魚約100kgを放流しました。放流事業は、川内川の水産物の減少を防ぎ、安定した水産資源を確保するため、毎年実施。元気に跳ねまわるアユの稚魚が川に放たれ、泳ぎだす姿に大きな成長と繁殖への期待が寄せられました。放流された体長5cmほどのアユは、漁が解禁される6月1日頃には20cmほどにまで成長します。
■さつまのジビエファクトリーが開所
4月24日、佐志地区に誕生したジビエ処理加工施設「さつまのジビエファクトリー」でオープニングセレモニーが行われました。これまで埋設処理がほとんどだったシカやイノシシなどが食肉として有効活用されることで、本町の新たな特産品となることが期待されます。主催のダブルビーゼット株式会社馬場添佳(けい)代表取締役は「ジビエ事業の新たな成功モデルを確立したいです」と話しました。
■子ども食堂の活動を支援
3月26日に、宮之城ロータリークラブより町内4か所の子ども食堂代表者へ、町内産のヒノヒカリ1俵が贈られました。同クラブ会長の坂口茂樹さんは「社会貢献活動の一環として、子ども食堂の活動に賛同し、子どもたちにお腹いっぱい食べてもらうためお米を贈呈しました」と話しました。贈呈された米は、各子ども食堂の利用者に提供されました。
■春のスポーツ合宿続々
5月3日から6日にかけて、町内各施設で、高校男子ラグビー、高校女子バレーボール、県スイミングクラブの合宿が行われました。ゴールデンウィーク期間中、町内外から多くの選手・関係者が本町を訪れ、豊かな自然に囲まれた環境の中で、熱のこもった練習に励みました。選手たちは充実した設備を活用し、技術の向上とチームの強化に向けて汗を流しました。
■竹で遊ぼう! 工芸センター祭り
5月5日、宮之城伝統工芸センターで工芸センター祭りが開催されました。会場では、竹馬や輪投げなどの竹を使った遊具遊びのほか、竹とんぼや風車の制作体験を実施。子どもたちが保護者と一緒にものづくりに挑戦する微笑ましい光景が広がりました。昼食には地元食材を使ったタケノコ鍋とおにぎりが振る舞われ、家族連れを中心に約250人の来場者の心とおなかを満たしました。
■日特WKS公園で春まつり開催
5月6日、日特WKS公園で春まつりが開催され、約2,800人が来場しました。雑貨店や飲食ブースが軒を連ねるピクニックマーケットのほか、キーホルダー作りやミニサンドボトル制作のワークショップ、白バイ・パトカー・消防車の展示と乗車体験、五ッ太鼓の演奏、ダンスパフォーマンスなどが行われ、会場は、家族連れや友人同士でにぎわいました。
■遠足でさつま町の旬を味わう
5月3日「さつま町旬を味わう遠足」が行われ、約30人が参加しました。町内の旬な食べ物や体験を楽しんでもらおうと薩摩のさつまブランド推進協議会が企画。参加者は、新茶摘み体験や認証品を使った特製カレーの昼食などさつま町の初夏を満喫しました。参加者の薩摩中央高校卒業生は「最後に町内を一望できる場所でいちごまんじゅうを食べ、思い出がよみがえりました」と話しました。
■薩摩郡医師会病院に新規医師4人が着任
4月22日、薩摩郡医師会病院の新規勤務医師4人と神野公宏院長が役場を表敬訪問しました。今年3月より、総合内科外科に辻田英司先生が、4月より救急科に福岡大学救命救急医学の伊與田比呂人先生が、内科に鹿児島大学心臓血管・高血圧内科学の東大智先生と鹿児島大学脳神経内科・老年病学の川原祐郁先生が勤務しています。これにより救急搬送の迅速な対応や待ち時間の短縮などが期待されます。