- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県さつま町
- 広報紙名 : 広報さつま 2025年9月号
■青少年中種子交流事業開催
8月6日から8日にかけて町内で「青少年中種子交流事業~2025~」が行われ、中種子町の青少年23人が本町の青少年17人と交流しました。中種子町の青少年が本町を訪れたのは令和元年度以来6年ぶりで、学童疎開体験談やドラゴンボート体験、創作活動などのさまざまな体験・交流活動をしながらお互いの交流を深めました。参加した子どもたちからは「ドラゴンボート体験でチームの皆と息を合わせて漕ぐことができました」、「たくさん友達ができてうれしかったです」などの感想があり、参加者にとって思い出に残る夏となりました。
■紙芝居で学ぶ学童疎開の記録
戦後80年を機に、町では学童疎開を子どもたちに分かりやすく伝え、後世に記録を残すため紙芝居を制作しました。ストーリーは、中種子町から旧薩摩町求名へ学童疎開をした鹿児島市在住の羽生昌弘さんの体験を元に、はがき絵作家の小向井一成さん(宮之城屋地地区)が制作しました。8月6日から8日に行われた青少年中種子交流事業内でジュニアリーダークラブほたるの2人が紙芝居の読み手を務め、披露されました。読み手を務めた馬立航希さんは「紙芝居を通して、戦争の恐ろしさや平和の尊さについて考えるきっかけになってもらえるとうれしいです」と感想を述べました。
■鶴の架け橋交流事業開催
7月31日から8月3日にかけて鶴の架け橋交流事業が行われ、青森県鶴田町の青少年18人と本町の青少年13人が本町で交流しました。鶴田町の青少年が本町を訪れたのは6年ぶりで、わが町紹介や創作活動、河川体験活動、夏祭りのねぶた参加などでお互いの交流を深めました。参加した子どもからは「一緒にねぶたに出て夏祭りを盛り上げたのが楽しかったです」などの感想がありました。
■宮之城中学校の快挙!男子バスケットボール部・女子バレーボール部
宮之城中学校女子バレーボール部は、6月29日に開催された「県ビーチバレー中学生男女選手権(4人制)大会」で初優勝という快挙を成し遂げました。また、男子バスケットボール部は、7月23日から25日に開催された「県中学校総合体育大会」で見事優勝を果たしました。この素晴らしい成績を報告するため、両部の代表生徒たちが役場を訪れ、上野俊市町長に県大会の結果と全国大会への意気込みを力強く語りました。女子バレーボール部は、8月16日と17日に神奈川県で開催された「全国中学生ビーチバレーボール大会」に出場し、2位パートで3位に入賞しました。また、男子バスケットボール部は、8月7日から9日に福岡県で開催された「九州中学校バスケットボール競技大会」と、8月21日から24日に県内で開催された「全国中学校バスケットボール大会」に出場し、九州や全国の強豪校を相手に奮闘しました。
■新規就農者を門出を祝う
7月11日、宮之城ひまわり館で川薩地区新規就農者を励ます会が開催されました。町内からは新規就農者4人が参加。それぞれの農業経営の発展に向けた門出を祝う催しとなりました。当日は指導農業士会が実施する青年育成・支援を図るニューファーマー営農塾の開講式も行われ、年間計画やプロジェクト活動、川薩地区農業青年クラブ活動の紹介が行われました。
■ホタル再生に向けた講演会を開催
7月28日、日特WKS公園で「生物多様性的なホタルの生態-さつま町にホタルを復活させよう-」と題した講演会が行われ、くすの木自然館の浜本麦さんがホタルやカワニナ、藻類の生態と必要な環境、公園内の川の改修計画について解説しました。ほたる再生プロジェクト協議会委員の(株)日特スパークテックWKSが中心となり、まずは日特WKS公園内の小川からホタルの増加を目指します。