健康 健診を受けて生活習慣を見直してみませんか?

自分自身の健康を把握し、いつまでも健やかな生活を送りましょう!

■年に1回の健康診断集団健診がスタート
今年も5月13日から町内の各会場を巡回し集団特定健診(長寿健診)・各種がん検診を実施します。
特定健診は、日本人の死因の上位を占める心疾患や、脳血管疾患などの「生活習慣病」の発症リスクを高めるメタボリックシンドローム(以下、メタボと表記)に着目した健診です。
メタボとは、内臓脂肪が溜まることに加えて高血糖・高血圧・脂質異常といった異常を2つ以上併せ持った状態です。本町ではメタボ該当者は県や国の割合より少ないものの、これらのうち1つに当てはまるメタボ予備群が多いです。
コレステロールや中性脂肪等が溜まることで動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの病気のリスクを高めます。
年に1度、自分の身体を知り、健康習慣へと導く機会ですのでぜひ受診してください。
*町で行う特定健診は、40歳から74歳までの屋久島町国民健康保険加入者、長寿健診は、鹿児島県後期高齢者医療制度加入者を対象としています。
*社会保険などの加入者は、各保険者や勤務先などにお問い合わせください。

■「健診」と「検診」の違いは?
「健診」は「健康診査」の略であり、全身の状態が健康であるかチェックするものです。
「検診」はがん検診や歯周病検診など、特定の部位や疾患を検査するものです。
町では集団健診で各種がん検診も実施しています。胃がん検診・大腸がん検診・前立腺がん検診も特定健診と同日に受診できますので併せてご確認ください。

■早期発見もがん予防の1つ
日本人が亡くなる原因の第1位はがんです。年齢とともにがんの罹患率は上昇しますが、近年では働き盛りの40~50歳代でがんと診断される方も増えてきています。
しかし、がん検診の精度の向上や医療技術の進歩等により、早期復帰や治療と就労の両立が可能になってきています。がんと診断されてしまっても早期に発見し早期に治療することが完治への近道です。

■生活習慣をチェックしてみよう!~あなたの生活習慣は大丈夫?~
□朝食を食べない
□身体を動かす習慣がない
□夕食を寝る前2時間以内にとる
□よく眠れない
□お酒をよく飲む
□たばこを吸っている
□20歳の頃よりも体重が5kg以上増えた
1つでも当てはまったら要注意!

■集団健診でいまの自分をCheck!
年に1回の健診は自分の体を知るチャンス。

▼健診でわかること
▽身体測定
身長・体重・BMI・腹囲を計測し、内臓脂肪の蓄積リスクを調べる。生活習慣を見直す目安。

▽血圧測定
最大血圧と最小血圧を測定する検査。普段から自分の血圧を知ることが健康への第一歩。

▽採血検査
血液中の血糖、脂質、肝機能、腎機能、貧血などを検査。貧血や肝臓、脂質などの異常が分かる。

▽採尿検査
腎機能の低下や糖尿病、腎臓病、泌尿器の病気など、尿成分から異常が発見できる。

▽心電図検査
不整脈や狭心症、心筋梗塞といった心臓の異常がないかを調べる。

▼集団健診は町内8会場で実施

*会場の混雑を避けるため、地区ごとに健診日を分けていますが、都合がつかない場合は、別の日でも受診できます。

▽持参するもの
□郵送された書類一式(受診券や問診票など)
□健(検)診料金(必要な方)
□検尿スピッツ(特定健診・長寿健診の受診者)
□採便容器(大腸がん検診の受診者)

▽健診の流れ健診
・前日の21時以降は絶食
・会場に着いたら、まず受付受付時間7:00~10:00(口永良部島は6:00~7:00)
・番号順に受診
・受診後は会計へ

▼集団健診で誰でもお得に受けられる「がん検診とその他検診」

*40歳以上の方が対象です。(胃がん検診は40歳~79歳、前立腺がん検診は50歳以上が対象)
*後期高齢者医療制度加入者、生活保護受給者は、一部無料で受けられる検診もあります。
*心不全リスク検査は、特定健診または長寿健診の受診者が対象です。
*口永良部島へき地出張診療所ではヘリカルCT検査と内臓脂肪CT検査はありません。

大腸がん検診は、40歳以上の方は1年に1回。
胃がん検診は、40歳以上の方で2年に1回が、受診間隔の目安です。

問合せ:健康長寿課健康増進係
【電話】43-5900