- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県徳之島町
- 広報紙名 : 広報徳之島 令和7年3月号
■生涯学習フェアで成果披露、町CIR特別発表も
公民館講座の成果発表イベント「徳之島町生涯学習フェア」が1月19日、生涯学習センターでありました。今年度は22の一般公民館講座が開講され、延べ285人が受講。展示では、初開講となった「編み物教室」など12の講座、舞台発表では、展示発表もあった「基礎洋裁とリメイク」講座によるファッションショーなど7つの講座が学んだ成果を披露しました。また、冒頭の式典では青少年育成町民会議絵画コンクールの表彰が行われたほか、昨年行われた「外国人による日本語弁論大会」で最高賞の外務大臣賞を受賞した本町CIR(国際交流員)のクリストファー・リナルディさんによる弁論の特別発表も実施。堂々としたスピーチに、会場からは惜しみない大きな拍手が送られました。
■約400年の歴史を持つ丸櫃、専門家招き講演会
町郷土資料館主催の講演会「見て聞いてふれてみる文化財の修復~朱漆山水人物箔絵丸櫃(しゅうるしさんすいじんぶつはくえまるびつ)からわかったこと~」が1月25日、生涯学習センターでありました。1967年に町指定文化財として指定された、手々ノロの祭祀具を収めるための同丸櫃ですが、損傷による傷みが目立つ状態だったため、町ふるさと納税や三菱財団の文化財助成金を活用し修復。今回、丸櫃の調査を行った元浦添市美術館館長の宮里正子氏と、丸櫃の修復を行った大西漆芸修復スタジオの大西智洋氏の2氏が講演し、「箔絵(はくえ)」と「沈金(ちんきん)」の技法による古琉球期の特色や、修復の道具が紹介されました。同丸櫃は、1600年の首里王府からの御朱印状が確認できる、重要な一級資料となっています。
■出産祝金贈呈式、令和6年度は71名へ贈呈
令和6年度4回目、今年度最後となる『出産祝金贈呈式』が1月28日、町役場であり、申請のあった出生児19名を対象に祝金を贈呈しました。今年度は合計71名の出生児に祝金を贈呈。内訳は次のとおりです。
第1子:22名(支給額10万円)
第2子:26名(支給額15万円)
第3子:16名(支給額25万円)
第4子:6名(支給額35万円)
第5子:1名(支給額45万円)
※第6子以降は0名でした
出産祝金は全国の皆さまからのふるさと納税を活用しています。
■プログラミングコンテスト表彰式、全国でも上位入賞
「SHIMА×TECH‐徳之島プログラミングコンテスト‐」の表彰式が2月7日、「みらい創りラボ」井之川でありました。式では、全国の約1万人が参加したTech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ)2024で全国ベスト300に選ばれた3人を含めた4人を表彰。昨年7月に東京でのプログラミングキャンプに参加した岸岡春樹さん、中咲道さんによる同キャンプについての発表もあり、同じプログラミング教室に通う他のメンバーへの良い刺激となった様子でした。
■母間集落盛況、さくら祭りandうなんぎゃなし祀り
母間青年団主催の「母間さくら祭り」が2月9日、母間さくら並木ハッピーロードでありました。同祭りは今回が第6回目の開催。日中に初のフリーマーケットがあったほか、夜には鏡開きや、母間出身のアーティスト安田竜馬さん、mocodaichi(モコダイチ)さんのライブもあり、来場者はライトアップされた風情豊かな桜の下で祭りを楽しみました。また同日の日中には、母間地区の「福川(フッコウ)」で、神様として祀られている大ウナギ「うなんぎゃなし」に祈願する、第15回の「うなんぎゃなし祀り」が執り行われ、参加者は無病息災や安全などを祈願しました。