- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県徳之島町
- 広報紙名 : 広報徳之島 令和7年4月号
■徳之島高校生徒が商品開発「琥珀島」完成披露
徳之島高校の生徒と、JALグループや地元企業がタッグを組んで開発したお菓子「琥珀島」の完成披露発表会が2月27日、町役場でありました。同校と町ふるさと納税・JALグループ・協力企業での本取組みは4回目。本町母間の(株)農夢ワールドと、(一社)i・clubが協力し、「地域人材育成プログラム」の取り組みで開発に至りました。発表では、商品開発に携わった高校生による寸劇や試食タイムを交えつつ、フレッシュな感性でアレンジされた「琥珀島」の魅力をアピールしました。
■NTT西日本と災害時の相互連携協定を締結
徳之島町と西日本電信電話株式会社との災害時における相互連携協定締結式が2月26日、町役場でありました。同協定は、町内で暴風や豪雨、地震等災害の発生や発生するおそれがある場合、相互に連携して対応し、通信インフラを早期に復旧させることを目的としたもの。災害発生時に通信障害情報など必要な情報の共有に努めることや、同社所有の電柱等の設備が町管理の道路の通行に支障をきたした場合、連携して通行を確保することなど、7項目について連携内容を定めています。
■自衛隊入隊者壮行会、本町から2名が国防の道へ
徳之島町自衛隊入隊者壮行会が3月4日、町役場でありました。壮行会には、陸上自衛隊へ入隊する要寿希哉さんと西愁斗さん、関係者が出席。中谷元防衛大臣、塩田康一鹿児島県知事から寄せられたビデオメッセージが上映された後、入隊者それぞれが決意の言葉を述べ、敬礼も披露。国防の道へ進む決意を新たにしました。
また、同日は自衛隊募集相談員の委嘱があり、住純二さん、吉田春奈さんの2名に、高岡町長から委嘱状が手渡されました。
■陸自ヘリ殉職隊員慰霊祭、絶やさず繋ぐ追悼の祈り
陸上自衛隊第1混成団第101飛行隊殉職隊員の十九回忌慰霊祭が3月5日、山の慰霊碑前であり、参列者約80人が冥福を祈りました。2007年3月、急患搬送要請を受けた同飛行隊のヘリが、濃霧で視界不良の中、天城岳の山頂付近に激突。本町亀津出身の機長、建村善知一等陸佐をはじめ、坂口弘一二等陸佐、岩永浩一陸曹長、藤永真司陸曹長の搭乗者4人全員が殉職しました。合同慰霊祭はご遺族の意向もあり十三回忌で終わりましたが、山集落と町の実行委員会により継続されています。
■町立中学校卒業式、89人が未来へ新たな門出
町立中学校で3月12日、令和6年度卒業式が行われました。新校舎が建設されて初めての卒業式となった東天城中学校では、第67回の卒業式があり、男子4人、女子5人の計9人が卒業。卒業生を代表し、武大豊さんが、思いを込めて中学校生活を丁寧に振り返り、「私たちを支えてくださったすべての方に感謝申し上げます」と答辞を述べました。東天城中学校以外の町立中学校卒業生は、亀津中学校が68人、井之川中学校が12人となっています。