- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県金武町
- 広報紙名 : 広報金武 2025年4月号
■水稲の一期作田植えシーズン到来
水稲一期作の田植えシーズンを迎え、町内の水田に青々とした苗が輝くようになりました。
町内では沖縄県の推奨品種である「ひとめぼれ」と「ちゅらひかり」が主に栽培されています。今期の栽培面積は約24ha、水稲農家は119人となっています。
収穫は6月下旬頃から始まり、75tの収穫を見込んでいます。
※町内で新たに水稲栽培をはじめた方は農林水産課までご連絡をお願いします。
■水稲栽培講習会を開催
水稲一期作が始まるのを前に、沖縄県農業改良普及課から講師を招いて栽培講習会を開催しました。
栽培講習会では田んぼの準備から稲の収穫までの各時期における助言や注意点、ジャンボタニシ駆除について説明され、充実した内容となりました。また、近隣圃場にて農薬等の安全かつ適正な使用について、石灰窒素を用いた実演指導を行いました。
今講習会では、美味しいお米を作って欲しい、収量を増やして欲しいとの思いから、各区の水稲農家が参加しやすいようにと午前の部として伊芸区集会所、午後の部として並里公民館の2回開催されました。
町内で栽培されているお米は「ひとめぼれ」と「ちゅらひかり」で、昨年の一期作では122名の水稲農家により79.8tが生産されました。
講習会で得られた知識や技術を活用して、本町の水稲栽培技術が向上されることを期待しています。
■耕畜連携水肥の無料散布
〔水肥に適した作物〕
さとうきび・採草地・観葉の育成畑等
◇水肥の散布を希望の方は
(1)圃場の地番等を確認のうえ、金武町役場農林水産課(畜産係)へご連絡ください
【電話】098-968-2645
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(2)バキュームカードライバーと希望農家で日程調整を行います。
※ふん尿回収業務及び散布予約状況によっては、ご希望の日程に合わせられない場合もあります。
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(3)希望農家と散布時圃場立ち合い。
散布時、必ず立ち合いをお願いしております。
また圃場の形状によっては補助作業をお願いする場合があります。
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畑地への水肥還元で収穫収量増!
※ご注意!
散布を希望されても、圃場(農地)の立地条件によっては散布できない場合がありますので、あらかじご了承ください。
■農業者の皆様へ 令和7年度からあらたな「地域計画」がスタートします
地域計画とは、地域の農業を維持するために、「誰が・どこの農地で・どんな作物を・どのように栽培するのか。」農業者や地域のみなさんの話合いで作る、将来(10年後)の農地利用の姿を明確化した地域農業の設計図です。令和5年4月1日に法律(農業経営基盤強化促進法)が施行されました。
※「人・農地プラン」が「地域計画」と名称を変えて同法に位置付けられました。
人・農地プランの法制化(地域計画へと変更)に伴い、農業経営基盤促進法に基づく利用権設定が令和7年3月末で廃止となり、それ以降は農地中間管理権(農地バンク法)もしくは、農地法第3条の賃貸借権での賃借となります。ただし、令和7年3月末までに新規および更新した利用権設定は、契約期間まで有効です。(経過措置)
農地の貸し借りは、令和7年4月から、原則として農地バンク経由になります。
ご不明な点等ございましたらお気軽に農林水産課・農業委員会事務局までお問い合わせください。
問合せ:
農林水産課【電話】098-968-2645
農業委員会【電話】098-968-4717
◆金武町ふるさと納税特設サイト公式HP
【HP】http://www.furusato-kin.jp/