- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県金武町
- 広報紙名 : 広報金武 2025年5月号
現時点の複合庁舎整備事業のスケジュールや事業費についてお知らせします。
複合庁舎の供用開始までの事業スケジュールを以下のとおり、予定しています。
複合庁舎整備事業は、令和5年度の基本設計費、令和6年度(令和7年度へ繰越)の実施設計費、用地購入費、物件補償費、令和7年度から令和9年度までの工事費、施工管理費等の総事業費を約100億円と見込んでいます。そのうち工事費を約88億円と見込んでいます。
総事業に係る再編推進事業補助金の活用は、約70%と見込んでいます。現在実施中の実施設計のなかで、事業費の抑制と再編推進事業補助金等の最大限の活用を図り、健全な財政運営に努めることとしています。なお、一般的な庁舎建設のための補助金はなく、今回、防災機能等の複合庁舎建設にあたり、再編推進事業補助金を活用できるものとなっています。
複合庁舎建設に係る建設工事費の予算額(財源)イメージを以下に示します。
建設工事費の財源内訳
・再編推進事業補助金…約61.6億円
・公共公用施設等整備基金…約9.2億円
・緊急防災・減災事業債(借入)…約17.2億円
合計…約88億円
建設工事費約88億円の財源内訳イメージ
※緊急防災・減災事業債(借入)は、地方交付税措置(70%)により実質町負担額は約5.2億円の負担となり、公共公用施設等整備基金の約9.2億円と合わせて、実質町負担額を約14.4億円と見込んでいます。
※補助金及び事業債(借入)等については、現在、業務着手中の実施設計業務を踏まえて確定するため、現時点での見込みとなっています。
金武町複合庁舎整備事業は、町民の利便性、交流・福祉・防災機能等の向上を図るため、現在業務が分散している教育委員会、保健福祉課、こども支援課、上下水道課、生活環境係等の行政サービス機能を集約することと、町総合保健福祉センターで行っている健康づくりや福祉機能等を統合する計画となっています。
町民から要望の高い、「駐車場が利用しやすくスペースも十分に確保された庁舎」、「手続きや相談をワンストップで行うことができる庁舎」、「年齢や障がいの有無に関わらず誰もが訪れやすい庁舎」、「災害に強く防災拠点として機能する庁舎」を実現するものです。
複合庁舎建設により、現庁舎から複合庁舎への変化は以下のとおりです。
町総合保健福祉センターについては、「解体統合するのはもったいない」等の意見が一部であるものの築25年が経過し、雨漏り、段差による転倒、動線が複雑、屋根瓦の飛散による二次被害があることから、利便性向上と中長期的な維持管理費等を勘案して複合庁舎に統合するものです。
これまで、役場と総合保健福祉センターを事務手続きのため往復することが課題になっていることから、利用者からは、「保健福祉センター機能と庁舎が隣接すると、利便性が向上する。」等の意見も寄せられています。
町では、複合庁舎整備事業に関するご質問等を随時、受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
問合せ:複合庁舎整備推進課(金武町役場 3階)
【電話】098-968-6077