くらし わったー まちの話題(2)

■5月26日 西原小学校の児童へ紙芝居贈呈
大庭真由美(おおばまゆみ)元西原小学校校長(現うるま市与那城小学校校長)から、令和4年に西原小学校児童のために書き下ろした紙芝居「さとうきびの祈り」の贈呈がありました。
この紙芝居は、大庭校長が当時、平和への願いを込め先生方で朗読劇を行った際に戦争の悲惨さがこども達の心の中に残り、平和教育につながることを願って制作したものです。
大庭校長は「今後も西原町のこども達の平和教育のため、紙芝居を授業等で活用してほしい」と話しました。

■5月26日 町長講話及び議会見学
西原南小学校6年生が社会科教育の一環として、町長講話を受け、議場の見学をしました。
町長講話では、西原町の名前の由来や歴史、まちづくり、町長へ立候補した理由などについて話し、児童たちは熱心にメモをとりながら話を聞いていました。その後、児童からは「町長になったときの思いを教えてください」や「イラストとデッサンを学べる施設はありますか」といった質問が寄せられ、崎原町長はそれに答えながら児童たちと交流しました。
また、議場見学では、実際に議長席、議員席、傍聴席などへ座り、議会のしくみや役割についての話を聞いたり、元気よく手をあげ「こども達も議会の様子を見ることはできますか」や「議長がもし休んだらどうするんですか」と質問したりと楽しく議会について理解を深めていました。

■6月2日 救急搬送支援システム「実証事業」開始
東部消防組合消防本部構内にて、沖縄南部圏域4消防本部(糸満市・東部消防組合・島尻消防組合・豊見城市)合同救急DXプラットフォーム実証開始説明会がありました。
本事業は、統一仕様の救急搬送支援システムを運用することで、救急隊と医療機関の情報連携を強化し、搬送時間の短縮、業務負担の軽減、地域全体の救急対応力の向上を図ることを目的としています。沖縄南部圏域4消防本部では、令和7年6月10日(火)より参画医療機関及び協力事業者(TXP Medical株式会社)と連携し、救急医療情報システム「NSER mobile」の実証事業を開始しています。

・救急現場
OCR機能により免許証、保険証、お薬手帳の情報をスムーズに入力できる。(音声入力機能あり)

・病院連絡
運用する全消防本部からの患者情報が表示される。
従来の電話に加え、病院側では、可視化された患者情報を閲覧しながら受入判断ができる。
現場の写真も送信可能であり、より正確な情報を伝達できる。

実証期間:令和7年6月10日(火)午前9時~7月25日(金)午前0時
※本実証事業にて有効性を検証し、4消防本部統一仕様で本格導入を検討します。

▽消防本部、救急隊からご協力のお願い
免許証・保険証・マイナンバーカード・モニターお薬手帳・外傷部分・事故現場などをタブレットにて撮影します。
個人情報は、医療情報の安全管理に関わる関連ガイドラインに準拠して適切に管理します。ご理解のほどお願いします。
※本サービスは、国際的に認められた高水準の情報セキュリティ管理体制のもとで運用されていることが第三者機関により認証されています。

■6月3日 透き通る 誇れる水に 感謝する
~令和7年度水道週間スローガン~
6月1日から7日の全国水道週間にあわせて、西原町と西原町管工事協同組合による第67回「水道週間」節水パレードが行われました。このパレードは水道に対する理解と関心を高めることを目的に行われています。
看板やのぼり旗が飾られた町管工事協同組合の車両10台が、水資源の大切さを呼びかけながら町内を巡回しました。
町管工事協同組合の大城隆(おおしろたかし)理事長は「節水パレードを毎年実施し、町民に対し限りある水資源の大切さをアピールしたい」とあいさつしました。