くらし まちの話題(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県八重瀬町
- 広報紙名 : 広報やえせ 令和7年3月号
■11月18・21日 ジャガイモ植え付け体験
JAおきなわ東風平支店と同支店青壮年部は、白川小学校・東風平小学校の2年生を対象にジャガイモ植え付け体験を実施しました。JA共済の地域貢献活動の一環として行い、児童らに農業の楽しさや農家との交流を深めることを目的に実施し、3月頃に収穫体験を予定しています。
今回、同支店青壮年部上間義一(うえまぎいち)部長はじめ有志メンバーで、耕耘作業から植え付けまで行い、雑草抑制と地温効果などに配慮しマルチシートを施したふかふかの畑に、児童は一つ一つ大事そうにジャガイモの植え付けを体験しました。
同支店の當山美智江(とうやまみちえ)支店長は「植え付け体験を通じて、農業を身近に感じてもらいたい。ジャガイモの成長もしっかり観察し、収穫体験を楽しみにしてほしい」と呼び掛けました。
■1月16日 命を守る防災
八重瀬町中央公民館具志頭分館にて、地域防災マネージャーとして活動する賀数淳(かかずあつし)さんを講師に迎え、町民向けの防災講演会が開催されました。
賀数さんは東日本大震災や令和6年能登半島地震などの被災地に何度も足を運んでいます。講演会では、避難場所ではない場所へ避難し約160名が犠牲になった釜石市の鵜住居(うのすまい)防災センターや74名の児童と10名の教員らが犠牲になった石巻市の大川小学校の事例が紹介されました。事例から私たちが学ぶべきことや、地域の防災力を担う自主防災組織の必要性を訴えました。住民から自主防災組織を増やすためにどうすればいいかという質問には「防災意識の向上が自主防災組織をつくる。まずは防災についてこのような講演会に参加してほしい」と力強く話しました。
■1月17日 災害に強いまちづくり
東風平小学校5年生の総合的な学習の一環として、町職員による防災講座が開かれました。
児童たちは災害の種類や防災マップの意義を事前に学習し、今回の講座で、事前学習で調べて分からなかったことや八重瀬町の取り組みについて知ったことをメモし、防災に対する理解を深めました。
講座では、八重瀬町が備えている防災テントや簡易トイレなどの防災品を実際に見て触る体験も行われました。