- 発行日 :
- 自治体名 : 総務省
- 広報紙名 : 現在・未来のくらしに役立つ情報誌 総務省 令和7年10月号
-令和7年版情報通信白書の概要について-
■第1章 「社会基盤」としてのデジタルの浸透・拡大と動向
●第1節 社会基盤的機能を発揮するデジタル領域の拡大
▽デジタル技術が社会に浸透し、SNS等のプラットフォームやクラウドサービス等を含め、社会生活や企業活動等において、重要・不可欠な、いわば「社会基盤」としてのデジタル領域が拡大する中、人々の情報収集、コミュニケーション、消費行動や企業の経済活動に大きな変化が生じつつあります。
・スマートフォン・SNS・クラウドサービスの利用の浸透・拡大

・人々の情報収集手段においてもインターネットが重要に

●第2節 AIの爆発的な進展の動向
▽大規模言語モデルは、巨大な投資が可能な海外ビッグテック企業等が発展を牽引しています。
▽性能向上をもたらす新たな技術が進展し、開発競争が激化しています。
▽このような流れの中、AI分野での日本の存在感は世界的にみると必ずしも高いとはいえないものの、国内企業・組織によるモデル開発等の技術開発の動きも盛んに行われています。
▽個人・企業における生成AIの利用状況について、アンケート調査を行ったところ、日本でも、生成AIの利用が拡大している一方、今回調査した他の国と比較すると低い水準にとどまっています。

●第3節 デジタル分野における海外事業者の台頭と我が国の現状
▽海外プラットフォーム事業者は、デジタル市場で発現しやすい特性や収集したデータ・莫大な収益を活用して大きく成長し、日本でも大きな存在感を有しています。
▽グローバルデジタル市場における日本企業のシェアは全般的に低い状態にあるほか、社会生活・企業活動における日本のデジタル活用の進展や、デジタル産業の国際競争力の低さ等により、デジタル分野での国際収支の赤字が拡大傾向にあります。

●第4節 世界情勢・自然環境・社会の変化と今後のデジタル社会の見通し
▽近年、世界情勢は、地政学的な緊張の高まりや経済の不安定化など大きく変動しており、異常気象の発生増加や災害の激甚化など、自然環境も変化を続けています。
▽日本では、少子高齢化による人手不足が年々深刻化しており、特に地方でより顕著に影響が出ています。
▽AIやロボットをはじめとするデジタル技術が進展し、浸透・活用されることにより、社会課題の解決・軽減に向けた効果も期待できる一方で、その負の影響もより一層大きくなる恐れも高まっています。
▽さらなる技術開発や利活用を推進しながらも、並行してデジタル技術や利用の進展により拡大を招く恐れがある脅威に対応を打ち続けていくことが重要です。

