くらし ヒグマにご注意を!!

市内においても、ヒグマの目撃情報が寄せられています。
ヒグマとの遭遇を避け被害を防ぐには、市ホームページなどの出没情報に注意するとともに、ヒグマの生態や行動などを理解することが大切です。

■ヒグマの生態
日本に生息する陸棲(りくせい)哺乳類で最大の種であり、国内では北海道のみに生息しています。
雑食性で、知床(しれとこ)ではフキやミズバショウ、木の実などの植物、アリなどの虫、サケやマスなどの魚類、シカなどの哺乳類を季節によって捕食しています。
おおむね12月から3月の冬期は冬ごもりします。
基本的に山中に生息し、山菜採りで山に入れば当然、クマと遭遇する確率があがります。
山に立ち入る際はじゅうぶん注意し、住居地・市街地でクマを目撃した場合は赤歌警察署(【電話】32-0110)に連絡してください。

■ヒグマの行動と性格
・繁殖期以外は、オスとメスは別々に暮らしています。
・母グマはだいたい1から3頭の子を産み、子グマを守るために攻撃的になります。
・オリンピックの短距離陸上競技選手よりも、はるかに早く走ることができます。
・おいしくて手に入りやすい食物があると、しつこく執着します。
・普通は人を避けて暮らしていますが、人間の食料やごみに餌付くと大胆不敵な行動をとることが多くなります。

■ヒグマの行動と性格
近年、人を見ても逃げないヒグマが多数目撃されています。これは、人間の興味本位や写真撮影などによる接近により「人慣れ」をしたヒグマであると考えられています。
必要以上に近づくことは、ヒグマの人慣れを促進し、結果として周囲の人に危険を及ぼします。好奇心で接近するのはやめましょう。

問合せ:ふるさと振興グループ(市役所2階)
【電話】42-3215