くらし 第36話 草刈り中の事故防止について

この時期は草刈機を使用することが多くなります。
正しい使い方を身につけ事故がないようにしましょう。
※毎年全国的に刃の接触や巻き込まれによる事故が発生しています。中には手指を切断した事案もあります。

■草刈機を使うときは次のことに注意しましょう!
(1)作業前に各部の点検をする。特に刃、飛散保護カバー、肩掛けバンドを正しく装着する。
(2)作業時は15メートル以内に人がいないか確認する。
(3)刃に巻き付いた草や異物を取り除くときは、必ずエンジンを止めてから行う。

回転する刃が障害物や地面に当たって跳ね返る「キックバック」による受傷事故に注意しましょう。

草刈り中は、身体の負担も考えて連続作業時間を30分程度に抑えるほか、(1)熱中症、(2)蜂の巣、(3)飛び石による破損、(4)灯油タンクの配管の切断などにも気をつけましょう。

次回 第37話 救急隊が使用する担架について

警防・救急グループ