子育て [緑峰高校×共済農場×レッドホースコーポレーション×富良野市]ふるさと納税共創プロジェクト

令和6年度、富良野緑峰高校、有限会社共済農場、レッドホースコーポレーション株式会社、富良野市による産官学が連携した「ふるさと納税共創プロジェクト」が実施されました。このプロジェクトは、高校生が地域資源の価値や魅力について考え、地元地域に対する誇りと愛着を育むことを目的としています。
プロジェクトには、地場産品を活用した商品開発などに取り組んでいる、富良野緑峰高校の商業クラブ「ビーグルCoCo」のメンバー6人が参加しました。商品の企画からネーミング、パッケージデザインなどの企画から、イベントでの販売や寄附者へのプロモーションなどに取り組んだ高校生に企画開発や販売のエピソードについてインタビューしました。

今回のインタビューを受けていただいた商業クラブ「ビーグルCoCo」のメンバー
(左上) 今野 凜(りん)さん
(右上) 置田 絢兜(あやと)さん
(右下) 大西 琴媛(ことえ)さん

◆この企画を聞いた時にどう思いましたか?
置田:今回は、産官学連携ということで、今までより規模が大きく、最初は緊張しましたが、期待や楽しみもありました。
大西:このようなことに関わりたくて商業クラブに入ったので、「何があるのだろう」と楽しみにしていました。実際に商品を作ると聞いた時も、最初からワクワクして楽しみでした。プレゼン発表会も緊張しましたが、全て「楽しい」が勝ちました。
今野:こういうことを経験したことがなく、プレゼンや大勢の前で発表をするなど、初めてのことばかりで、貴重な経験でした。販売もへそ祭りやワインぶどう祭りなど、色々なところでできたのが楽しかったです。

◆このプロジェクトで一番印象に残っていることは?
置田:へそ祭りでの販売が印象に残っています。いつもは店頭に立って販売をしますが、お祭りの参加者に声をかけて商品を紹介することが心に残って、買ってくれた方々の笑顔が脳裏に焼き付いています。セールスをした経験は自分の将来に役立つと思います。
今野:札幌での販売が印象に残っています。地元での販売では、取り組みを知っている方も多いですが、知らない方に商品をアピールしながら販売するのが楽しかったです。また、他の高校生とも情報交換ができて、とても楽しかったです。
大西:学校祭で、北市長が来てくれてお話ができたことが印象に残ってます。また、札幌での販売の時には北海道の教育長にも会うことができ、色々な大人の方々と関わることができたのが、このプロジェクトをやって良かったことだと思います。また、札幌での販売では他校の人とも関わることができ、完売した喜びを一緒に感じることができて嬉しかったです。

◆食べた人からの感想などは?
置田:皆さん「美味しい」といっていただけたことが嬉しかったです。自分たちが作ったものが評価されて、「美味しい」と言ってもらえたのが何よりも嬉しかったです。
大西:どさんこプラザで販売した時のアンケートで、「元気があった」などの接客に対するコメントがありました。自分たちは元気を出して高校生らしさを出して販売したいと思っていたので、その評価をいただけて良かったと思います。
今野:名前やパッケージに校舎をデザインするなど、自分たちで考えたことをお客様に伝えると「すごいね」「可愛いね」と評価されたことも嬉しかったです。

◆これからこの商品を手にする方へメッセージ
置田:この商品のコンセプトは、富良野の食材を使っているということと、色々な料理と合わせることができるということです。色々な料理に使ってもらい、富良野の味を楽しんでほしいです。
大西:今回のプロジェクトは、緑峰高校として最後のプロジェクトになります。ラベルには校章と校名が載ってますので、商品を通じて「緑峰高校」の名前が残っていくことを願っています。

問合せ:シティプロモーション推進課
【電話】39-2277

※写真は広報紙P.20~21をご覧ください。