健康 健康〔認知症を知ろう〕

■血管性認知症について
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害が原因で発症する認知症を「血管性認知症」といいます。脳梗塞などの発作を繰り返すたびに、階段を下るように症状が悪化するのが特徴です。一方で、細い血管で小さな脳梗塞が何度も起こり、気づかないうちに少しずつ進行するケースもあります。

脳の障害を受けた部分の機能は低下しますが、それ以外の機能は比較的保たれるため、「もの忘れはあるけれど、理解力はしっかりしている」といったように、症状がまだらに現れるのも血管性認知症の特徴です。

血管性認知症は、生活習慣病の予防や管理によって発症リスクを下げることができます。日頃からバランスの取れた食事や適度な運動を心がけ、健康的な生活を送りましょう。

地域の高齢者でいつもと様子が違っている方を見かけたり、気になる高齢者がいる場合は、地域包括支援センターまでご相談ください。相談の内容に応じて関係機関と連携しながら、地域で暮らす高齢者に、介護、福祉、健康、医療、権利擁護などのさまざまな面から総合的に支援を行います。

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