しごと まち・ひと・しごと〔富良野で働く〕

◎富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します

■ホテルフロントと野球選手の二刀流
◆働く人紹介
・真山(まやま) 雄飛(ゆうひ)さん/宮城県出身
富良野ホテル

◇富良野に移住したきっかけは
美唄市や士別市にある野球の独立リーグでプレーしていました。令和5年に別のチームへの移籍が決まっていたのですが、大きなケガを負ってしまい、移籍が叶いませんでした。そんな中、富良野ブルーリッジの選手の方から声をかけていただき、同球団に入団することになりました。

◇ブルーリッジでの活動を教えてください
平日は練習やミーティングを行い、週末には試合が中心となります。富良野ブルーリッジは地域密着型の球団として、シーズンオフにはごみ拾いや地域イベントへの参加、小学校の野球チームとの交流など、さまざまな地域活動にも積極的に取り組んでいます。今年2月には、札幌で市開催されたスポーツチームのイベントにも参加してきました。

◇どんな仕事をしていますか
英語を使う仕事に挑戦したいと思い、仕事を探していたところ、富良野のホテルの求人を見つけて応募し、現在はフロント業務を担当しています。職名は「アンバサダー」で、チェックインの手続きや庭園のご案内など、お客様と直接関わる接客業務を担っています。

◇今後の展望を教えてください
ブルーリッジは現在、負け越している状況ですが、まずはチームの雰囲気づくりから取り組み、巻き返しを図っていきたいと思います。
また、現在勤務しているホテルは今年5月にリニューアルオープンしたばかりですので、まずは富良野市内の皆さまに広く知っていただけるよう、積極的に働きかけていきたいと思っています。

(上)真山さんが案内してくださったホテル内の農園。ホテル宿泊者は野菜の収穫体験を行うことができ、収穫した野菜はホテルでの朝食などで食べることが可能。
(下)試合でのスタメン発表の様子。ブルーリッジのホームでの試合の際は、選手自ら企画した、思い出ノートや選手御用達のキッチンカーが来ていることも。

◆富良野ブルーリッジとは
富良野市を拠点に独立リーグの北海道ベースボールリーグに所属する野球チーム。選手全員が働きながら、野球選手として活動しています。地域に密着した地元球団を目指し、ごみ拾いなど地域のイベントに参加しています。現在13人でリーグ2連覇を目標に、日々練習に励んでいます。

※写真は広報紙P.20をご覧ください。