くらし 伊達市のお金 1年間の使いみち ~持続可能なまちづくり・令和7年度予算~

◆予算の方針
令和7年度予算については、堀井市長就任後2回目の予算編成となり、第7次総合計画や「子どもの笑顔が真ん中にあるまち」の実現に向けた施策を基本として予算を編成しました。

◆伊達市全体の予算
令和7年度の当初予算の総額は、335億6,666万円です。行政運営の基本となる一般会計は、210億9,183万円で前年度に比べ6億5,149万円の増になりました。(グラフ参照)
また、一般家庭の貯金に相当する「基金」から15億7,000万円を充てて収支のバランスを図っています。

▽会計ごとの予算額
(単位:万円)

※端数処理の関係で合計などが一致しない場合があります

予算書・予算概要は、市ホームページからご覧いただけます

▽一般会計の内訳

◆伊達市のまちづくりの基本項目とSDGsの区分ごとに、主な事業をお知らせします。
【SDGsとは…】
「持続可能な開発目標」として2030年までに、持続可能で、よりよい世界を目指す国際目標です。
(1)稼ぐ力と雇用を生み出すまちづくり
・ふるさと納税推進経費 2億620万円
ふるさと納税制度を活用して交流人口の増加や特産品のPR・消費拡大を推進
・国営緊急農地再編整備推進事業 2,198万円
優良農地を確保するため、農地の区画整理によるほ場区画の大型化や農地の利用集積をすることで、農産物の生産性を向上させ、耕作放棄地の発生の防止や解消
・伊達商工会議所地域貢献型チャレンジショップ支援事業補助金 880万円
減少している交流人口や店舗数などを増やし、地域経済を活性化するため、起業を支援

(2)豊かな心と人を育むまちづくり
・子どもの権利条例制定準備経費 74万円
子どもの権利条例制定に向け、子どもの権利に関する認知度の向上や意識の醸成を図るため、周知啓発活動などを実施
・結婚新生活支援事業 630万円
少子化対策の一環として、婚姻に伴う経済的不安の軽減と結婚のきっかけづくりのため、新婚世帯の住宅費用などを一部助成
・北海道伊達開来高等学校支援補助金 2,193万円
同校で取り組むグローカル人材の育成や学力向上、部活動の活性化などの事業への補助
・部活動地域移行経費 2,985万円
中学生の活動機会の拡充を図るため、文化部を含めた部活動とスポーツクラブによる地域展開活動を支援
・図書館整備事業 8億3,381万円
将来にわたり生涯学習活動やリスキリング・リカレント教育の拠点になるよう図書館を整備するほか、ICタグシステムなどのDXを推進

(3)健やかで人にやさしいまちづくり
・奨学金返還支援事業 343万円
地域の担い手となる若年層の定住促進と人材確保のため、借り入れた奨学金の返還を支援
・医療・介護人材キャリアアップ支援事業 150万円
市内の医療介護人材の確保とサービスの質向上のため、研修や資格取得の費用を負担する事業者を支援
・母子家庭等自立支援給付金事業 357万円
生計維持と負担軽減のため、ひとり親家庭の父や母を対象に資格取得など能力開発に係る費用を給付
・妊産婦健康診査事業 1,219万円
安心して妊娠・出産できる環境を提供するため、妊産婦の健康診査実施のほか、低所得世帯へは初回産科受診料を助成

(4)安心・安全で住み良いまちづくり
・橋梁長寿命化修繕・市道などの整備事業 2億6,949万円
良好な生活環境の保全のため、市民生活に欠かせない道路などのインフラを継続して重点的に整備
・都市公園施設改築事業 8,300万円
公園ワークショップで集まった市民の意見をもとに、総合公園「だて歴史の杜」を市民ニーズに合わせて改築整備
・空き家等対策推進事業 1,505万円
安全で安心な住環境整備のため、今後も増加が見込まれる空き家の取得や解体費用の一部を補助
・持続的地域公共交通確立事業 4,603万円
持続可能で誰もが移動しやすい地域の移動手段を確保するため、愛のりタクシー事業・路線バスの維持・コミュニティバスの実証実験などを実施

(5)市民力を生かしたまちづくり
・市史編さん事業 799万円
既刊の伊達市史以降の本市の変遷を記述する伊達市史続刊(仮称)を編さん

※詳しくは広報紙をご覧ください。

問合せ:財政課財政係(市役所2階)
【電話】82-3115