くらし 就任あいさつ

■新篠津村長 石塚 隆
この度の村長選挙におきまして、村民の皆さまからの温かいご支援と各方面からの力強いご協力を賜り、引き続き3期目の村政を担わせていただくこととなりました。
改めまして、村民各位にお礼を申し上げる次第であります。
今日の地方自治体を取り巻く情勢は極めて厳しい状況であり、ウクライナ等の世界情勢や円安、地球温暖化もあり、電気料や燃料費とともに、食料品等の値上げも相次ぎ、村民の家庭生活のみならず、生産活動においても大きな影響を受けている状況は変わっておりません。そんな村民の生活を守るべく、地方行政が果たす役割は一層重要となります。
そのような状況のなか、再び村政を担っていくことに対し、その責任の重さに改めて身が引き締まる思いであります。皆さまから寄せられた信頼と期待に応えるべく清新の心をもって、新篠津村まちづくり総合計画にある将来像「豊かな田園に囲まれた、笑顔あふれるまち・新しのつ」の実現に向けて全力を尽くしてまいる所存であります。
また、政策目標に掲げていた、基幹産業である農業の持続的な発展と担い手を育成すること、女性の活躍と子育て支援の更なる充実強化を図ること、学校教育の充実により子どもたちの未来を全力で応援すること、千歳市のラピダス社の進出に伴う北海道バレー構想の推進とそれに絡めて商工業を発展させること、ゼロカーボン実現に向けたクリーンエネルギーを推進させること、障がいのある方々でも活躍できる田園福祉の村づくりに、職員とともに知恵を絞りながら取り組んでまいりたいと考えております。
私が村長に就任した8年前と比較して、人口が5百人近く減少し、現在は約2千7百人となりました。全国的な人口減少社会の流れの中で、本村もその例にもれず、人口が減少しております。残念ながら人口減少に有効な施策の成果は明確には見られていませんが、単に人数の増減のみに注目するだけではなく、総合的な施策が人々に評価された結果が、村民個々の幸福度につながり、その積み重ねを続けることが本村の総合力を上げていくものと考えております。
終わりに、今後とも議員各位、そして広く村民の皆さまの声を聴きながら、村政運営の先頭に立って邁進いたしますので、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、3期目の就任にあたりましてのご挨拶といたします。

◆新篠津村長選挙
任期満了に伴う村長選挙が6月24日に告示され、現職の石塚隆氏以外の届出がなく、同氏の無投票当選が決まりました。
石塚(いしづか) 隆(たかし)(71)無・現

◆新篠津村議会議員再選挙
村議会議員再選挙が村長選挙と同日に告示され、植島こずえ氏以外の届出がなく、同氏の無投票当選が決まりました。
植島(うえじま) こずえ(44)無・新