くらし まちの話題(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新篠津村
- 広報紙名 : ふれあいの里 新しのつ 令和7年9月号
■腸から始まる健康
″ふれあい学園〟学習講座開催
7月23日、自治センターで第2回ふれあい学園教養講座が開催されました。
ふれあい学園は、村教育委員会が主催で、高齢者を対象に年間を通して講演会やイベントを定期的に開催。
当日は、ヤクルト販売株式会社の増子氏を講師に招き「腸活で健康寿命を延ばそう!」と題し、講話が行われました。講話の中では、「ヒトの健康と腸との関係」「ヒトの健康と腸内細菌との関わり」「乳酸菌シロタ株の有用性」についての説明があり、健康寿命を延ばすためには腸の健康が大事であるという話をされていました。参加者からは「乳酸菌を摂取するのはどの時間が一番いいのか」などの質問が寄せられ、参加者は健康に関する知識を一層深めていました。
■ふたりで200歳!
″オープンクールサロン〟開設
6月16日から8月29日の間、保健センターでは熱中症対策として「オープンクールサロン」が開設されました。
この事業は暑い時間帯を涼しいところで過ごしていただくために、空き部屋を無料開放したものです。期間中、ご自宅にエアコンが無い高齢者に参加していただいたほか、夏休みには暑くて外遊びができない多くの小学生で賑わいました。
■新篠津高等養護学校“しんしのつ・サマースクール”を開講
7月28日、新篠津高等養護学校において、村内の小学生を対象とした「しんしのつ・サマースクール」が開催されました。当日は、小皿 and ペン立て作り(陶芸)、フシギ木琴 and カスタネット作り(木工)、布製コースター and 小物入れ作り(手芸)の3つの講座が開かれ、それぞれ作品作りを楽しみました。
陶芸教室では、新篠津高等養護学校3学年の生徒が講師を担当し、ペン立てや小皿づくりの手順を教えながら交流を深めました。木工教室では、木枠に丁寧にやすりをかけた後ドライバーを使って組み立て、音程を確認しながら音板を並べました。
手芸教室では、布の端から5mmの幅で縫い進め、角で方向を変える際には、端から5mm手前で針が止まるようにメモリを操作しながら針の進む幅を調整するなど、工業用ミシンを自在に扱う様子も見られました。
みなさん熱心に説明を聞き、工夫をしながら作品作りを楽しんでいる姿が印象的でした。
文章写真提供:新篠津高等養護学校
※写真は本紙3ページをご覧ください