くらし 第114号 町長のしごと日記

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
〔旅立ちと新たな出会いの季節…〕

早いもので弥生3月を迎え、例年と少し新たな年の風景が違った感じがしております。今年の春は例年に比べて桜の便りが遅い気がしております。
平成6年の役場の新庁舎建設時に友好町の長野県木曽福島町(現木曽町)から寄贈いただいた高遠小彼岸桜も今はつぼみが小さいままですが、この広報がお手元に届くころには、桜の便りも届いているものと思います。

3月1日(土)に、福島商業高等学校第71回卒業証書授与式にお招きをいただき、出席させていただきました。
当日の祝辞でも述べさせていただいましたが、卒業生が巣立ちゆく福島商業高校は、いま大きく変わり始めており、存続の危機を乗り越え、全国各地から福島町で学びたいと生徒が集まってきております。
このことは、卒業される生徒と在校生が学校の魅力を全国に情報発信してくれたことによるものです。紙面を借りて改めて感謝申し上げます。
ぜひ、卒業生の皆さんは、それぞれの道を真っすぐに歩み、大いに社会にチャレンジしてくれることを期待しております。
そしてこれまで温かく見守ってくれた、ご家族や先生方に素直な言葉で気持ちを伝えてください。自分たちが学び育った福島町を誇りにもって、それぞれの新たな場所で福島町の応援団となることをお願いいたします。

3月と4月は子どもたちにとって大事なイベントとして、保育所・幼稚園・小学校・中学校の卒業式や入学式が行われます。
これからも私たちは、行政の立場でしっかりと子どもたちを応援してまいりますので、町民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
「全力で頑張れ福島の子どもたち」、福島町は皆さんを全力で応援しております。

3月10日(月)に、令和6年度第2回福島町高齢者学級「閉校式」が福祉センターで開催され、お招きをいただき出席させていただきました。
あいさつの中で、人生百年時代の三つのキーワードとして、「健康」、「学び」、「生きがい」を大切に、「永遠に生きるかのように学ぶ」の言葉を先輩の皆さまに、僭越ながら贈らせていただきました。
参加された高齢者の皆さま方は、高齢者学級や地域のイベントに積極的に参加していただき、いくつになっても「学ぶ心」を大切に、生きがいを持って暮らしております。
これからもお元気で町を支えてくださるようお願いいたします。

3月11日(火)から議会定例会3月会議が開催されました。当議会は、令和7年度の新たな町の予算が審議される大切な議会です。
また、予算審査特別委員会も同時に開催され、大変重要な議会となっております。町政の基本方針や主要な施策に関しましては、冒頭の町政執行方針で述べさせていただいております。
なお、新年度の予算規模は、約45億2,400万円となっております。予算審査特別委員会での議論を経て、本会において承認をいただいたうえで、町が予算を執行する仕組みとなっております。
引き続き、予算の適正な執行に努めてまいりますので、皆様方のご理解をお願いいたします。
なお、詳しい内容に関しましては、今月号の予算概要のページでご確認ください。