くらし 令和7年度 教育行政執行方針(4)

7 文化財など
(1)歴史文化の保存伝承
文化財は、郷土福島町の歴史、文化などを理解するために欠くことのできないものであり、私たちにはその価値を次の世代へと伝える責務があります。

福島町松前神楽保存会をはじめ、無形民俗文化財を保持する各保存会との連携を強め、伝統文化存続のためのきめ細かな支援をしてまいります。
児童生徒への郷土芸能体験は、令和6年度同様、学校と連携し、取り組んでまいります。
また、町民が福島町の歴史を理解する機会として、年1回程度歴史文化講演会を開催してまいります。

(2)埋蔵文化財
町で所有する民俗資料や埋蔵文化財資料を保管しておりますが、吉岡漁村環境改善センターに一時収容していた、豊浜・館崎両遺跡土器などは、旧美山教員住宅および吉岡小学校の空き教室への移設が完了しており、今後、台帳整備などを行いながら文化財の適正な保存管理を進めてまいります。

8 むすび
以上、令和7年度における主な施策の概要を申し上げましたが、福島町教育目標や福島町教育大綱の理念を忘れず、教育行政を進めることが重要であります。
児童生徒1人ひとりに個別最適な学びを実践し、予測不能な社会に対応できる人材の育成に努力してまいります。
また、町民の皆さまが福島町に誇りと愛着を持ち、将来に希望が持てるような教育行政を推進してまいります。

町民ならびに町議会の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、令和7年度教育行政執行方針といたします。