くらし 第121号 町長のしごと日記

~元気で笑顔のあふれる福島町を実現するために~
〔秋のイベントが“まち”を元気に…〕

町内では、福島大神宮の秋の例大祭が厳かに行われ、奴行列や四ケ散米行列の心地よいリズムが町内に響き渡り、ようやく秋の訪れを感じるようになりました。暑く長い夏が終わりを告げようとしております。
9月13日(土)、役場玄関前で行列をお迎えさせていただきました。天狗さんを先頭に行列が続き、各町内会の山車が踊り子さんを従えて、華やかな踊りを披露しておりました。今年の前半はいろいろありましたが、町内の安寧をご祈願させていただきました。

9月20日(土)、福島幼稚園の第71回運動会が開催され、子どもたちがグラウンドいっぱいにかけっこや楽しいダンスを披露してくれました。最後の親子紅白リレーでは白熱した展開に会場から盛んな応援がおくられておりました。
子どもたちの笑顔から元気をいただきました。

9月21日(日)、青函トンネル記念館駐車場において、FOOD STADIUM2025が開催され、町内外から多くの来場者でにぎわいました。夏のヒグマの事故を受けて多くのイベントが中止となり、この度の会場のにぎわいは、久しぶりに町に活気を取り戻す良い機会になりました。
会場では、千軒そばや友好市である長崎県松浦市のアジフライや長野県木曽町の日本酒などが販売され、多くの来場者が福島町の食を堪能しておりました。
また、ステージでは、福島中学校吹奏楽部や福島町出身者バンドの「K2」などの演奏に加え、北海の桑田佳祐こと猪俣優也氏によるものまねパフォーマンスが行われ会場が盛り上がる中、トリは笛の響きと和太鼓が融合した「和楽」の迫力ある演奏に手拍子で観客が応えるなど、大変素敵なステージとなりました。
最後は、恒例の大抽選会で抽選番号がアナウンスされるたびに来場者が一喜一憂して盛り上がっておりました。

秋の全国交通安全運動が9月21日(日)から30日(火)までの10日間行われました。
私も22日(月)の早朝に町内を啓発させていただきましたが、朝早くから各町内会で多くの町民の方々が街頭での啓発にご協力くださり、改めて感謝とお礼を申し上げます。引き続き、死亡事故ゼロを目指して運動を強化してまいります。

9月26日(金)、福島中学校の第5回藝術祭「ヤングフェスティバル」が開催され、1年生による四ケ散米と2・3年生による荒馬踊りが披露され、町内に伝わる伝統芸能を中学生が見事に演じてくれました。
また、1年生から3年生までの学年ごとのダンスやステージ発表など生徒たちの伸び伸びと楽しく演じている姿が印象的でした。ご指導いただいている先生方に感謝申し上げます。

今年はヒグマ警報の影響により、夏の風物詩となっている九重部屋の夏合宿が中止となりましたが、9月28日(日)に九重部屋の千秋楽パーティーに参加し、九重親方に来年の夏合宿の実施を要請してまいりました。
また、翌日には、衆参両議院の議員会館を訪問し、道内選出の国会議員の方々に道路整備など町の懸案事項等を要請してまいりました。

短い秋を飛び越えて、冬が目の前まで来ております。急激な気温変化に注意して、お過ごしください。