子育て 令和7年度知内町教育行政執行方針(5)

6.町民皆スポーツの推進
今年度、知内町スポーツ協会が設立から55年目を迎えます。その間、社会構造の変化や生活様式の多様化が進み、スポーツ環境においても、新たなニーズが求められております。本町においては、楽しむことを目的とした生涯スポーツ、可能性を追求する競技スポーツ、健康づくりを目的とした健康スポーツ、楽しく交流を図る共生スポーツを基本理念とした町民皆スポーツ条例を大きな柱として地域のスポーツ振興を図ってまいりました。
今年度においても、幼少年期のスポーツ体験としてこども園等への指導者派遣や親子で運動する機会の創出を継続し、青少年期においては、夏休みや冬休みのスポーツ体験の他、各スポーツ少年団の活動支援を強化してまいります。運動やスポーツは健康的な生活を育むために必要な活動であることから、生活習慣病や認知症予防等の視点を踏まえ、成人や高齢者の健康づくりに資する各種運動教室の継続開催を進めるとともに、スポーツ関係団体と連携を図り、各種大会の開催を推進してまいります。
また、今年度は運動やスポーツ活動の拠点であるスポーツセンターの長寿命化改修工事を実施し、施設利用者の安全性や快適性を確保してまいります。

■むすびに
知内町の教育目標である「心豊かに創造性に富みたくましく、郷土知内の未来をきりひらく人間」の実現のため、町民の皆さまからのご意見や中学生・高校生の若い感性によるアイデアも生かしながら、教育委員会としてこれらの施策を確実に実行してまいります。
議会議員の皆さま、町民の皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

令和7年3月6日知内町教育委員会教育長 堂下則昭