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■河北小学校 植菌and田植え体験
河北小学校の全校児童が5月15日(木)に植菌体験を、6月6日(金)に田植え体験を行いました。
植菌体験は檜山振興局林務課の重山さんの指導のもと、木や森との関わりを主体的に考えるという目的で行われました。
初めに、高学年の児童がほだ木と呼ばれるきのこを栽培するための丸太にドリルで穴を開けました。
その後、低学年の児童が、きのこの菌がつまっている種駒をほだ木に打ち付けていました。
児童たちは、「きのこが菌できていることを初めて知って勉強になった」「ドリルで穴を開けるのが大変だったけど楽しかった」と森と食べ物の関わりを実感していました。
田植え体験は町内の森啓介さんの指導のもと行いました。
田んぼに入ると低学年の児童は田の感触に歓声をあげ、意気揚々と田植えに取り組んでいましたが、なかなか上手く田を歩けず苦戦していました。上級生になると慣れた手つき足つきで、田植えを行っていました。児童たちは、「田植えがこんなに大変だと知らなかった」「大変だけどきれいに植えれて楽しい」と感想を話していました。
森さんや高松教頭先生も一緒に田植えをし、「この体験を通じて自然の豊かさに触れ、自分たちが普段食べているものの手間を知り、食のありがたさを学んでほしい」と話していました。

■鮎資源を守るために天野川・上の沢川に稚鮎放流
5月21日(水)、宮越地区と湯ノ岱地区で稚鮎の放流が行われました。
この取り組みは、上ノ国町観光協会と天の川鮎愛好会組合が鮎資源維持活動の一環として令和4年度から実施しており、この日は天野川に架かる宮越橋や上の沢川に架かる上の沢橋など計4か所に稚鮎約1万匹を放流しました。
同組合長の鈴木廣昭さんは、「今年の稚鮎は昨年に比べて8センチと小ぶりではあるが、元気があって最高!」と話していました。
放流した稚鮎が立派に成長し、当町に流れる川でたくさんの鮎が見られるようになることを願っています。

■横断歩道を渡るときは左右の確認を忘れずに!
5月29日(木)、上ノ国保育所で子どもたちに交通安全などを指導する「こぐまクラブ」が行われ、くま組・とら組の子どもたちが参加しました。
最初に江差警察署上ノ国駐在所の警官から横断歩道の渡り方や渡るときに気をつけることなどが説明され、子どもたちは真剣に話を聞いて返事をしていました。
その後は実際に練習するため、ラウンドアバウトや上ノ国小学校前の横断歩道に向かいました。子どもたちは事前に受けた説明を守り、車が停止したことや左右の確認をしてからお父さん・お母さん、先生と手を繋いで元気よく渡っていました。

■もしも税金がなかったら?上ノ国小学校 租税教室
6月4日(水)、上ノ国小学校で租税教室が行われ、6年生が出席しました。
授業では、税金の種類や消費税率、町内の施設などにどれくらいの税金が使われているかなどを、役場職員が講師となってクイズ形式で学び、税金が無くなる生活をテーマにしたDVDを鑑賞しました。
最後には、重さ10キロもある1億円のレプリカを一人ずつ持ち、その重さに驚いていました。
児童たちの感想には、「いろいろな税金があって、いろいろな場所で使われているということがわかった」「税金がなくなると大変になる」などがあり、税金の大切さを実感していました。

■自分の未来を見据えて上ノ国高校 職場体験学習
6月5日(木)と6日(金)の2日間、上ノ国高校の2年生計13名が町内外の事業所で職場体験学習をしました。
この体験学習は、進路指導の一環として毎年実施しており、役場では松谷烈矢さんが各課の業務を体験しました。
教育委員会では、整備センターで出土土器を洗浄したほか、古銭の拓本では「難しい…」と苦戦しながらも諦めずに挑戦し続けていました。
また、水産商工課では栽培漁業総合センターでアワビのエサやりを体験し、「小学生のときに見学したことはあったが、今回改めて勉強になった。」と話していました。

■笑顔満開!!歌声溢れる 夷王山まつり
6月14日(土)・15日(日)の2日間、毎年恒例の夷王山まつりが開催されました。
14日のたいまつ行列では子どもたちがたいまつを持ち、夷王山に向けて元気に歩きました。
15日の本祭は、悪天候によりスポーツセンターでの開催となりましたが、歌謡大会には町内外から35名以上の方がエントリーし、自慢の歌声を披露しました。
歌謡ショーでは、水森かおりさんをはじめ、えんどう美え子さん、春風遊々さん、大阪明子さんが出演し、来場者を魅了しました。水森さんのユーモアあふれるトークと心に染みる歌声で観客の心を一気に引き込み、会場は「アンコール!」と「かおり!」コールに包まれていました。外の天気とは裏腹に温かな拍手と笑顔で満ちあふれた夷王山まつりとなりました。