くらし 町民が初めての撮影に挑戦!みんなの思いが一つのドラマに
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道長沼町
- 広報紙名 : 広報ながぬま 令和7年10月号
■鈴井貴之の道民ドラマとは
北海道の様々なシーンで活躍される鈴井貴之さんが監督・脚本を務めるドラマ。鈴井さんが小学校高学年~高校時代を過ごし、自主映画を撮影し始めた「創作の原点」長沼町が舞台である。
主演、ヒロインは、北海道長沼高等学校の生徒に決定。主要キャストには俳優の波岡一喜さんを迎え、7~8月に長沼町でオールロケを行った。
■あらすじ
来春で廃校となる、長沼夕陽ヶ丘高校。
最後の学校祭を盛り上げるため一肌脱ごうと、祭りの準備を張り切る鍵谷晋(波岡一喜)らOBたちを、3年生の中田大樹(湯浅綾人)と山村瑞穂(喜井そら)は、どこか冷めた目で見ていた。東京の大学へ進学すると決めている山村に対し、中田は家業の酪農を継ぐことを親から期待されるも、答えを出せずにいる。「片田舎は人生の選択肢が限られている」と嘆きながら、大人に言われるまま祭りの象徴となる山車作りに加わる中田の姿に、山村は「従順だね」と皮肉を漏らす。
そして迎えた学校祭の前夜。完成した山車をめぐり、中田たちは「ある事件」に巻き込まれる。
放送局:NHK総合・北海道
放送日時:10月24日(金) 19時30分~20時15分
■出演者ミニインタビュー
中田大樹役:湯浅綾人さん(長沼高校1年生)
▽役者という仕事への思い
・ドラマに出演したいと思ったきっかけは何ですか。
湯浅:昔から特撮作品が好きで、高校生になってから役者という仕事に興味を持つようになりました。そんな中、今回のドラマでオーディションがあると知り、応募しました。
・撮影を通じて、感じたことはありましたか。
湯浅:想像していたとおりのドラマの撮影現場が目の前にあり、緊張はあまりせず、むしろワクワクしていました!
■出演者ミニインタビュー
山村瑞穂役:喜井そらさん(長沼高校3年生)
▽卒業式の場面を見てほしい
・鈴井監督への印象はどうでしたか。
喜井:とても優しく、笑顔で接してくれました。おかげで、あまり緊張せず、撮影に臨めたと思います。
・ドラマで見てほしい場面などありますか。
喜井:卒業式のシーンは監督と打ち合わせをして、レッスンを何度も重ねました。気持ちが入る、特に良いシーンだと思います。一生懸命準備したので、ぜひ見てほしいです。
■出演者特別インタビュー
鍵谷晋役:波岡一喜さん
▽自然あふれ活気ある町
・長沼町の第一印象を教えてください。
波岡:すごく自然にあふれた町だと感じました。それだけではなく、地元の方からは「大豆の生産も全国トップクラスなんだよ」と教えていただいたり、活気も感じました。
生粋の長沼町民もいらっしゃる一方で、本州から移住された方もいて、その方は「本州に住んでいるよりも、今のほうが断然良い」と仰っていて、本当に素敵な町だと思いましたね。
▽挑戦を繋げる
・町民の方へメッセージをお願いします。
波岡:今回出演された湯浅さんから、役者に関心があるという話を聞きました。まず思ったのは、夢は追い続けてほしいということです。どんな形になってもやりたいことは続けていく。僕自身もそういう思いで仕事をやってきましたから。
また、出演された町民の皆さん、ドラマを視聴された皆さんにも、作品を通じて、「長沼町でこんなことができるんだ。じゃあ別の新しい挑戦もやってみよう!」と思っていただければと思います。
・今回のような挑戦が、別の方の挑戦のきっかけにも繋がっていってほしいですね。本日はお忙しいところ、取材にお応えいただき、ありがとうございました。
波岡:ありがとうございます。
鍵谷晋役:波岡一喜さん
~プロフィール~
1978年生まれ、大阪府出身。大河ドラマ 『どうする家康』では本多忠勝の叔父・忠真 (ただざね)を演じる。小学生の頃は札幌に住んでいたこともあり、北海道を第2の故郷としている。
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