くらし [議会だより]令和6年度決算審査特別委員会(1)

令和6年度一般会計及び5特別会計について、決算審査特別委員会(委員長・金子議員、副委員長・松永議員)に付託し審議しました。
各委員から町政全般、多岐にわたり多くの質疑がありましたので、その中からいくつか紹介します。

◆防災用トイレの購入
問:簡易トイレ6台を購入しているが今後の導入予定を聞きたい。
答:主要な避難所(老人福祉センター・温泉・スポーツセンター)に自動でラップをして匂い等が漏れない簡易トイレを各2台ずつの6台購入しました。温泉周辺はマイクログリッドが構築されて停電になっても電気が使えることから増やす予定はありません。

◆路線バスへの支援金
問:沿岸バスや空知中央バスへの補助金について聞きたい。
答:公共交通の確保のため、赤字補填として、沿岸バス(留萌旭川線)に留萌市、深川市、秩父別町の3自治体でJR北海道からの支援金を財源に各934万円を、空知中央バス(沼田線)に深川市、沼田町、秩父別町の3自治体で補助し、秩父別町は592万円を支出しています。

◆集落支援員について
問:二人の支援員で行っているが事業内容や効果について聞きたい。
答:閉じこもりがちな方に色々なサークルを紹介するために冊子を作成し、サークルに参加してもらい、サークルの活性化にも繋がっている。スマホ操作の相談に乗るなどの活動も行っています

◆救急医療費について
問:深川市立病院の救急医療費の負担割合と金額を聞きたい。
答:令和4年の実績で負担割合を算出し、全体で3,228件の内、秩父別町が191件の患者数で割合は5.92%、金額は238万円となります。

◆保育士確保対策事業
問:保育士の就業支援資金や就学資金の内訳を聞きたい。
答:就業支援資金は就業1年後に10万円を支給するもので、対象年齢50歳未満の正職員9名の保育士に支給しております。
就学資金の利用は、1名の利用で2年分を一括で支出しています。

◆マラソン大会の参加料
問:お米の価格の上昇などで、経費が今後上がると予想されるが、来年度に向けて値上げの考えは。
答:今年については、参加料3,000円に対して経費がほぼ同額に近くなるのではないかと推測しています。
今後については、まだどのようになるか予想できませんので、また来年度に向けて協議していかなければならないと思っています。