- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道北竜町
- 広報紙名 : 広報ほくりゅう 令和7年1月号
■認知症サポーター養成講座とは
認知症サポーター養成講座の講師資格をもった「キャラバン・メイト」が講師となり、テキスト等を使い、認知症の症状やその予防、認知症の人に接するときの心構えなどを学ぶ、勉強会のことです。
■認知症サポーターとは
特別なスキルは必要としておらず、養成講座を受けていただくことで誰でもなることができます。養成講座を受けていただいた方には認知症に関する理解を持ち、認知症の本人とその家族が必要としている支援を、できる範囲で行う人たちのことで、サポーターの証として「認知症の人を応援します」という意思を示す認知症サポーターカードやオレンジリング等が配布されます。
■北竜中学校2年生に養成講座を開催
北竜町では毎年、小学4年生と中学2年生を対象に養成講座を開催しています。今回、中学2年生を対象に令和6年11月28日に認知症キャラバンメイトである認知症高齢者グループホーム碧水の堂前施設長のご協力のもと認知症サポーター養成講座を開催し5名の生徒が受講されました。すでに小学4年生の時に受講をされており、今回は2度目の受講となることから、小学4年生の時の講座より内容を少し難しい講座としています。
しかし、難しい内容であってもグループホーム職員である佐藤施設長と介護員2名のご協力もあり、紙芝居と実演を取り入れた内容の講座で、生徒たちは楽しみながら学ぶことができました。
また、生徒の皆さんから「認知症の方に対しての接し方を考えることができた」「否定するのではなく肯定してあげないと精神的に落ち込んでしまう」との感想があり、認知症の方への接し方の理解が深まり充実した講座となりました。