子育て 躍動する羽根

躍動とは「いきいき活動すること」、羽根は「町民一人一人」を表現しています。
「羽根が集まれば大きな翼となり、立派な鷹として大空へ羽ばたく」
翼は「町民」、鷹は「鷹栖町」、町民の皆さんの活躍が大きな力となり、大空を飛ぶ鷹のように、鷹栖町の魅力が広く伝わってほしい、という思いが込められています。

■全国で活躍する鷹栖っ子
▽第45回全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ2025)出場
竹田真悠子さん
7月29日から開催の「第45回全国高等学校クイズ選手権」に北海道・東北ブロック代表として出場した鷹栖町在住の旭川東高等学校3年生の竹田真悠子さん。
小学生の時に高校生クイズをテレビで見て「出場したい」と目標ができた竹田さん。目標を達成するため、出場経験のある旭川東高等学校に入学し「クイズ研究同好会」に入会します。
高校1年生、2年生と予選に出場しましたが全国には届かず、ラストイヤーを迎え追い込まれてしまいます。「絶対に出場する」という強い気持ちを抱き、仲間と挑んだ最後の予選。見事、男女混合枠北海道・東北ブロックで1位となり全国大会出場権を獲得。旭川東高等学校としては14年ぶりの出場となったそうです。
番組放送の関係で詳しい内容を聞くことはできませんでしたが、竹田さんは「私の持てる全てをぶつけました。支えてくれた仲間、同じ志を持つライバルたちに感謝しかありません。本当は色々と話したい事がありますが、私たちの勇姿をぜひテレビで見てほしいです。プレッシャーに押しつぶされそうにもなりましたが、本当に楽しかったです」と笑顔で話してくれました。
第45回全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ2025)は9月9日(火)午後8時、日本テレビ系列で放送予定とのことです。

▽令和7年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール(インターハイ2025)出場
川村聖也さん
7月27日から岡山県で開催された「令和7年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール(インターハイ2025)」に出場した鷹栖町出身の白樺学園高等学校3年生の川村聖也さん。
兄の影響で小学校2年生からバスケットボールを始めた川村さん。鷹栖町で経験したバスケットボールが川村さんを魅了し、更なる高みを目指すため白樺学園高等学校に入学しました。
「インターハイ2025」の結果は、悔しくも初戦敗退。全国大会出場を経て川村さんは「まずは悔しい気持ちでいっぱいです。ですが、本当に良い経験をすることができました。体格や技術的な部分はもちろんですが、礼儀やマナー、戦う姿勢だったりと、全てにおいてレベルの高さを知ることができました」と語り、続けて「全国につながるバスケの大会はこれからもあるので、今回の経験を活かし優勝目指して頑張ります。そして、いつかバスケの魅力を気付かせてくれた鷹栖町、携わってくれた人に恩返しできるよう成長したいです」と話しました。

▽JCYインターシティトリムカップEAST(U-15)2025出場
佐藤遼太さん、堤奏心さん、福井虎之輔さん
8月8日から山梨県で開催された「JCYインターシティトリムカップEAST(U-15)2025」に出場した、鷹栖中学校3年生の佐藤遼太さん、堤奏心さん、福井虎之輔さん。
3人が所属するサッカーチーム「TRAUM VITAFC」は6月に行われた56チームが参加する第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)北海道大会で3位となり、JCYインターシティトリムカップEAST(U-15)2025への出場権を獲得しました。
結果、決勝トーナメント進出はできませんでしたが、それぞれ多くのことを学べたと話しました。

佐藤:私はセンターバックで試合に出場しました。技術的なところで相手に抜かれてしまう場面や仲間との連携が上手にいかなかったこともありましたが、フィジカルは通用したと思います。苦しい展開が多くありましたが、今自分にできることはやれました。今回の経験を活かして、次のステップへ行けるよう頑張ります。

堤:私は左サイドバックとして試合に出場しました。初の全国を経験して力の差を感じはしましたが、まったく通用しないということは感じませんでした。今回の課題の一つとして、試合への入り方が悪かったので、次からこれを意識して、準備の段階から勝負は始まっていると考えながら集中していきたいです。

福井:私はフォワードとして試合に出場しました。試合に負けたことも悔しかったですが、一番は、今回得点することが出来なかったことが何よりも悔しかったです。今回の大会で出た反省点をしっかりと考え、得点でチームに貢献できる選手となれるよう、これからも頑張りたいと思います。

▽第59回全国道場少年剣道大会出場
田中晴喜さん、中島日向輝さん、太田祥生さん
7月30日に日本武道館で開催された「第59回全国道場少年剣道大会」に出場した、田中晴喜さん、中島日向輝さん、太田祥生さん。
3人は鷹栖中学校剣道部顧問の髙橋さんが開設した「高志塾」のメンバーとして全国大会に出場。
団体戦シード枠で2回戦目から始まり、僅差で惜しくも敗退。
全国大会出場を経て感じたことを3人に聞きました。

田中:全道大会を勝ち進み、自分たちの力で掴み取った全国大会なので、結果としては悔しいですが、ここまで来られたことに意味があると思います。この大会で引退となりますが、これまで剣道で学んだことを日常生活でも活かしていきたいと思います。

中島:全国大会では負けてしまったけれど、今までの練習の成果を発揮できたと思います。大きな舞台を経験できたことを純粋に喜びたいです。高校でも剣道を続けたいと思っているので、今回の経験を無駄にせず次に繋げていきたいです。

太田:中学3年間の集大成として、この3人で出場できたことが嬉しかったです。チームとしては勝つことは出来なかったけれど、個人として全国の舞台で1勝することができたのは良かったです。私は9月に旭川選抜として出場する大会が控えているので、今回の悔しさをバネに頑張りたいと思います。