- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道上富良野町
- 広報紙名 : 広報かみふらの 2025年7月10日号
◆上富良野町のごみの量
皆さんは普段の生活の中で何気なく捨てているごみの量を考えたことはありますか。
令和6年度に上富良野町から排出されたごみの総量は2,980t。家庭から出されるごみの量は1,914tで、一人あたりの家庭ごみの排出量は年間約200kg、1日あたり548gのごみを捨てていることになります。
何気なく捨てているごみの中には、たくさんリサイクルできるものが含まれていて、分別することにより減らす余地がまだまだあります。
◆ごみ処理にはたくさんのお金がかかっています
令和6年度のごみ処理などにかかった経費は、約2億9,000万円でした。そのうち、約1億1,000万円は皆さんが負担するごみ処理手数料や資源物の売払い、富良野生活圏から搬入されるごみの処理負担金の収入で賄われています。町民1人あたりでは、3万円となっています。
◆「混ぜればごみ、分ければ資源」
令和6年度に行った一般ごみ(可燃ごみ)の中身の調査結果によると、ごみの約50%が「布・紙類」、26%が「ビニール・合成樹脂など」となっています。
「雑がみ」や、「紙パック」などの古紙類を積極的にリサイクルする、プラスチック容器はゆすいで汚れを落として分別するなど、より徹底した分別をすることで、燃やすごみの量を減らすことができます。
◇ペットボトル分別のお願い
お願い(1)
最近増えているのが「ウォーターサーバーの空き容器」。素材はペットボトルですが、圧縮する際に支障が出るため、「不燃ごみ」に分別してください。
お願い(2)
ペットボトルについているラベルを剥がしていただきありがとうございます。キャンペーンシールも剥がしていただけるとうれしいです。
◆小学生も「ごみ」について勉強します
小学4年生は生活の授業の中でごみ処理について勉強しています。
5月23日、6月9日、11日に町内の小学4年生が、自分たちが暮らしている町のごみ処理を学ぶため、クリーンセンターを見学しました。子どもたちは、実際にごみの焼却している炎の温度を感じたり、作業を見学・体験することで、ごみの分別や環境への配慮といった関心が高まったようでした。
子どもから大人まで、ごみを捨てる前に一度、「これは資源ごみなのか」と思っていただけると、一層きれいな上富良野町になっていきます。
◆美しい自然環境を引き継ぐために
ごみの問題は、全国的に課題とされているなかで、解決に至るには、日々の生活から意識して取り組む必要があります。
一人ひとりができることは限りがありますが、皆さんが同じ意識を持つことが大切です。この機会に気軽にできることから取り組み、いつまでもきれいな町を守りましょう。
・ごみの出し方・分別方法を簡単に検索できる分別辞典サイトの提供を開始しました!(本紙二次元コードよりご覧ください。)
問合せ:町民生活課生活環境班
【電話】45-6985